皆さんこんにちは!ドイツのナンスカ、顔面占いの記事を担当しているイラストレーターのニッパシです。
今回のお題は“ブギウギとは?”です!
いきなり出てきたこの「ブギウギ」って聞いて、あなたは何をイメージしますか?? 多分なんとなく誰でもイメージはあると思うのですが、ブギウギを説明して下さい!と言われたら、
……ん~~
って詰まりますよね?(笑)そんな知っていそうで知らない謎多きブギウギを、紐解いていきたいと思います!
頭に浮かぶブギウギ像
この“ブギウギ”という言葉を聞いて、いくつか頭にパッとイメージが浮かんだので、まずは皆さんと共有したいと思います!
・東京ブギウギ
・ツイストダンス
・古い白黒の邦画
・ 1920年代の上海
・戦後の銀座キャバレー
・クリアアサヒ
以上です!
え~皆さん、ブギウギのイメージ、同じのがありましたでしょうか?
なんだよクリアアサヒって! とナンスカ? なものもあると思うので、僕の脳内ブギウギ像をご説明したいと思います(笑)。
“東京ブギウギ”のイメージ
これは日本人のほとんどの人が、ブギウギと聞いて真先に頭に出てくるフレーズなんじゃないんでしょうか?
おばあちゃんが歌っていたので、戦後のまもない頃の曲だと思うんですが、こうやって自分の世代にまでブギウギといえばこの曲っしょ! となっているのは単純にすごいな~って思います。
これも調べていくと面白くて、美空ひばりの曲という完全なイメージがありましたが、実は笠置シヅ子という方の曲だった!とか、主旨と大外れしていますが、へ~なことが知れました!
しかし『東京ブギウギ』がブギウギのルーツというわけではもちろんなく、どうやらルーツは違うところにありそうです。。
さてお次の解説はこちら↓
“1920年代の上海”のイメージ
これは何でしょうか、自分でもよく分かりません(笑)。
でも今回の「ブギウギ」というテーマを聞いたときに、あ!と、白スーツを着たジャズ奏者(上海生まれ上海育ちの中国人男性)のイメージがふわ~っと頭に浮かんだんです!
しかも1920年代のキラキラした時代の。いいな~20年代の上海。。好きなんですよね~あの西洋ナイズされたアジアの感じ。
と、これだとオレの感性独特じゃね?という話になってしまうので、、そうではなくて、
これが何で浮かんだのか!?って話なんですよ(笑)。
会社員時代の上海出張
多分、会社員時代に出張で行った上海の思い出が、そのイメージを作ったんだと思います。
記憶がちょっとあやふやですが、出張何日目かの夜に街を散策していた時、昔からありそうなジャズバーを見つけたんです。20年代フリークの僕は気になって、チラッと覗いたんですが、そこで“東京ブギウギ”的な曲がかかっていた! んだと思います。。
正直どんな曲だったか覚えていないんですが(笑)。
でもノリノリのジャズがかかっていてツイストしたくなるこの感じ。これがブギウギだ。
って脳が無意識に処理したんだと思います。
続きましてはこちらの解説↓
“クリアアサヒ”のイメージ
これはギャグのようでギャグではななくて、ブギウギと聞いてこぶしのきいた
クゥ~リーアーアサァーヒッ!!ってオッサンの歌声を一気に思い出したんです(笑)。
そう、あの有名なCMソングの最後に歌われるフレーズです。(現在放映されているCMは、なんとHappy Birth Day To You〜♪になってしまっていますがw)
あれも調べるとちゃんと『東京ブギウギ』のカバー曲ということがわかりました!
しかしすごいですね~音楽って。記憶を呼び戻すのに一番なのは匂い、嗅覚といわれていますが、音、聴覚も相当なものだと思います。だからなんだって話ですが(笑)。
え~、以上がパッと頭に浮かんだブギウギの解説です。
結局ブギウギとはナンスカ!?
さてお待たせしました。ここまで自分なりに考え感じたブギウギ像が、はたして正しかったのかどうかを、ついに検証したいと思います。
では辞書に思いっきり頼った、こちらのブギウギの定義をご覧ください↓
ブギウギ【boogie woogie】
主としてピアノでブルースを演奏するときに用いられるパターンの一つ。低音部(ピアノの左手)は1小節に八つのビートを規則的に刻み,高音部は装飾的な音型を即興で弾くのが基本。20世紀初頭にアメリカ南部で発生し,1940年代にダンス音楽として流行した。日本では第2次世界大戦直後に《東京ブギウギ》《ヘイヘイブギ》(ともに服部良一作曲)などの流行歌が作られ笠置シヅ子(1914‐85)が歌って話題をまいた。【中村 とうよう】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版
意外と合っていたブギウギ像
いや~驚きました。。なんとなく思っていたブギウギ像、ほとんど正解してました!!
1920年代の上海にブギウギを感じたのも合っていたし、戦後まもない日本という読みも正しかったんだな~と、ちょっと自分の勘を褒めたくなりました!(笑)
でもこれ、冷静になると僕の勘が鋭いわけじゃなくて、日本人ならみんな表現は違えど同じような感覚でブギウギを捉えられてるんだと思います。。
つまりブギウギとは?
簡単に説明するなら20世紀初頭にアメリカ南部で発生し、1940年代にダンス音楽として流行した音楽ジャンルの一つ。ということだとおもいます。
でも僕みたいにブギウギ像を思い思いに語って、80点ぐらいだったらブギウギを知っている人ということになるんじゃないんでしょうか?(笑)
でも、ブギウギっていつ使うの!?
そうそう、ブギウギが分かったところで、いつこの言葉を使うんだよ!って感じですよね。(笑)
今僕は30代ですが、自分らの世代でも使わないのに10代の子とかには全くをもってハァ?な死語なのかもしれません。。
でもいつの時代もブームは巡り巡るので、もしかしたら高校生とかが今日、寝坊して走ったから弁当ブギウギなんだけど~とか、オマエのインスタまじブギウギなんだけど!とか、現代用語として復活させてくれるかもしれません(笑)。
ブギウギを調べ終えて
一度も意識したことないのに、なんとなく脳内に浮かぶイメージで語れてしまったブギウギ。
でも簡単には説明できないという、実に奥深いお題でした(笑)。
あとこれはふと思ったのですが、会う人に毎回ブギウギってなんだと思う?ってブギウギの定義を聞いて回るのも面白いな~と思いました!
以上、ブギウギとは?でした~
来月もお楽しみに!
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