みなさん、この夏はどんなことをして過ごしたいですか?
海、山、キャンプ、花火、祭…やりたいことは尽きませんね。
ちなみに私はクーラーの効いた涼しい部屋で、アイスを食べながらのエンドレス映画鑑賞です!! それはもう、贅沢に!
ということで今回は、暑い夏だからこそ観てほしいおすすめ映画を紹介したいと思います!
まずは定番!『サマーウォーズ』
インターネット上の仮想世界OZ(オズ)の中で、AI・ラブマシーンが現実世界に影響を及ぼすほどの暴走を始めます。
主人公の健二は、あこがれの先輩・夏希とその家族と力を合わせ、ラブマシーンの暴走を止めるべく、立ち向かいます。
登場人物全員にそれぞれの戦い(ウォーズ)がある
主人公の健二が数学を駆使して暗号を解く『よろしくおねがいしまぁあああす!』のシーンや、夏希が花札で勝負するシーンなどの派手な戦いにばかり目が行きがちですが、実は登場人物全員が持てる力を最大限に発揮して戦っています。
いうなれば全員が主人公、全員がそれぞれのサマーウォーズに身を置いているんです。
『サマーウォーズは観すぎて飽きた』という人はぜひ、誰か一人にスポットをあてて観てみてください! 新しい発見があること間違いなしです!
2019年7月、「ぼくらのOZが現実に」
映画公開から10年の時を経て、仮想世界“OZ”がついに完成したのこと! 映画の世界に現実が追いついたようです、これは感慨深いですね! 詳細は公式サイトから確認してみてください。
▼ 公式サイト
https://vroid.com/special/summer_wars/
人生一度きりの夏に『サマータイム・マシン・ブルース』
グリッドマンの第一話前半の空気に既視感があったがわかった
— 首領天に嗤うカロチン (@Spicy_2108) 2018年10月18日
『サマー・タイムマシン・ブルース』だ pic.twitter.com/X4qY6j5SZL
ある大学の「SF研究会」の部室に突如出現したタイムマシン。
部員たちのタイムトラベル遊びがエスカレートする中で、過去を変えることが「今」の消滅に繋がる事が判明します。慌てた部員たちは、自分たちの「今」を守るため過去の失態のリカバリーを始めます。
コメディ映画と侮るなかれ、精巧に作られたタイムパラドックスは必見!
大学生の夏休みが舞台の「青春SFコメディ」で、甘酸っぱい青春と夏のにおいを感じることができる作品です。こんな大学生活…送ってみたかった!
肩肘張らず純粋に楽しめますが、ちりばめられた伏線が丁寧に回収されていく様子は圧巻で、観ていて本当に気持ちがいいですよ!
瑛太、ムロツヨシ、上野樹里など…実力派俳優の若々しい演技に注目!
実はこれ、俳優・瑛太さんの初主演作品なんです! 他にも今をときめく俳優陣が出演していて、夏の暑さに映えるフレッシュな演技を見せてくれます。
ちなみに、私の大好きなムロツヨシさんも出演しているのですが、若すぎてぼんやり見ていると気付くのに時間がかかるかも!笑
珠玉のロードレース映画『茄子 アンダルシアの夏』
舞台は世界三大自転車レースの一つ「ブエルタ・ア・エスパーニャ」。
主人公ペペは、これまでの人生に想いを馳せながら淡々とペダルをこいでいました。
しかし、予想外のアクシデントをきっかけにペペの心の奥底に眠っていた情熱が炎を上げて燃え上がります。さて、ペペは勝利をつかみ取ることが出来るのでしょうか!?
「千と千尋の神隠し」作画監督、高坂希太郎氏がメガホンを取った!
多くのジブリ作品で作画を担当している高坂氏が、宮崎駿監督から勧められた原作『茄子』に深く共感し、映画化に至りました。
第56回カンヌ国際映画祭で、日本アニメとして初めて出品された記念すべき作品です。
熱い、熱すぎる! 瞬きできないラスト15分の攻防戦
途中までは、繊細な自然描写や、登場人物の表情をのんびり楽しめるのですが、ゴールに向かうにつれてレースのボルテージが上がっていきます。
特に、熱いレース展開が繰り広げられるラスト15分~の攻防戦は目が離せません。勝負の結末は…ぜひ皆さんの目で確認していただければと思います!!
「夏」×「友情」×「旅」『マイ・ベスト・フレンド』
主人公エリックの家の隣にHIV感染者の少年デクスターが引っ越してきました。夏休みを境に距離を縮めた二人は、いつしか親友と呼べる間柄になります。
なんとかして病気を治したい2人は、治療薬を求めてミシシッピ川を下る旅に出ます。
バスタオル必須、友情に涙
小さい頃、どんな夏休みを過ごしましたか?
山や川の探検、親に内緒の遠出、ちょっとイケナイいたずら…
映画では、そんな何気ない遊びや無邪気な会話の一つ一つが、今にも壊れてしまいそうなほど繊細で慈しみ深く、時に残酷に描かれています。
HIV治療薬を探す旅にでた二人が行き着く先はどこなのか、その先には何があるのか。
少年たちの3人目の友人になった気持ちで観てもらえたらと思います。
HIVの特効薬開発の日も近いかもしれない
奇しくも2019年7月、HIVに感染したマウスからHIVのDNAを除去する実験に成功したと、米テンプル大とネブラスカ大の研究チームが発表しました。(時事メディカル:https://medical.jiji.com/news/23072)
映画の中で二人が探し求めた治療薬開発まで、あと少しなのかもしれませんね。
もう一度会いたい人はいますか?『リメンバー・ミー』
音楽が大好きな少年ミゲルは、「音楽は呪いだ」と考える家族から大切なギターを取り上げられてしまいます。悲しみに暮れて迎えた「死者の日」、祭壇に飾ってあったギターを手にしたミゲルはなんと、死者の世界へ迷い込んでしまったのです!
日本でいう「お盆」をテーマにしたディズニーピクサー映画
物語に出てくる「死者の日」は、一年に一度だけ死んだ人が帰ってくるといわれるメキシコの祭りです。時代・世代を越えて繋がれる家族の絆は、じ~んと心にしみわたります。
実は、今回の記事で一番おススメしたい映画がこの『リメンバー・ミー』なんです。
お盆を大切にする日本人だからこそ、ぜひこの夏に観てもらいたい! 観終わったらきっと、もっと家族を大切にしたいと思えるはずです。
私が初めて観た時は、それはもう恥ずかしくらい号泣してしまいました。ちなみに軽く10回以上観てますが毎回必ず号泣します。視聴にはある程度の覚悟が必要です!笑
暑い夏に熱い映画を楽しんで!
気になる映画はありましたか? どの映画も自信をもっておすすめしますので、少しでも気になった方はぜひ見てみてくださいね♪