自分の生活の基盤となる「部屋」という空間。日々頑張る自分を受け止めてくれる空間であったり、そこにいるだけで楽しいと思える空間であったり。部屋の在り方は人それぞれですが、共通するのは「自分が非常に長い時間共にする空間である」ということではないでしょうか。
そんな部屋に、こだわりの家具を置いてみませんか。自分のとっておきの家具がひとつ部屋にあったなら、その空間で過ごす時間は、もっと好いものになるのでは?
今回は、“日常をより豊かにする”ビジョンを掲げるインテリア・ライフスタイルプロダクトを取り扱うマークスインターナショナルから「DUENDE(デュエンデ)」をご紹介します。
あるだけで日常が輝くステージに。「DUENDE」のプロダクトストーリー
「DUENDE」とは、スペイン語で“心を魅力する”という意味なんだそう。木材やスチールの素材を活かし、曲げる・つなげる・みがくといった手を加え、あるいはあえて手を加えないことで、美しく、シンプルで、さまざまなライフスタイルに馴染む家具を使う人に届ける。それが「DUENDE」の家具です。
家具はそれぞれ、建築家や新進気鋭のプロダクトデザイナー、世界的に活躍するベテランデザイナーなどが手掛け、その「どこにもない、唯一無二のデザイン」がひそかに人気を集めているのです。ここでは、いくつかのプロダクトをご紹介いたします。
まず気になったのは2つの天板を1本の木材が貫いたようなデザインの「TUBE & ROD」。単純・シンプルなデザインのサイドテーブルですが、実は緻密な計算の上に成り立っているデザインなのです。
通常、木材に金属のパイプを巻き付けるとなると、木材の上に金属が載せられるので段差が生じますが、この「TUBE & ROD」は、パイプ部分を木材と同じ径に設計。中に入り込む木材をパイプの内径に合わせて細くすることで、凹凸のない支柱が天板を突き抜けて伸びているように見えるのです。
お次はパイプのみで構成された、壁に立てかけるだけのウォールラック。デザイナーの真喜志氏が元となるデザインを手がけ、「DUENDE」で商品化しました。すぐに手が届くところに置いておきたいアイテムや、ディスプレイとして飾っておきたいものを収納でき、さらに棚自体の存在感は感じさせない、ウォールラックに仕上がっています。
棚は上に向かうにつれ壁に近く、最上段の天板が壁についているので、目線より上の圧迫感が抑えられているほか、支柱を含めてすべてパイプで構成されているので、横からみても置いたものが見え、軽やかな印象に。パイプがつながっているかのように、接合部はシンプルに。かつ横揺れも抑える……。非常に多くの試作を製造したのだとか。パイプ部分にはハンガーを掛けることもできるので、ハンガーラックとしても使えますよ。私が「DUENDE」のプロダクトで一番「ほしい!」と思ってしまったのはコレ。WHITEを部屋の壁に立てかけて、グリーンやお気に入りのアウターを飾りたいですね……。
最後にご紹介するのは、「行ってきます」をわくわくさせるようなデザインをした「TILL」。スチールの棒を曲げ、その先にプレートを乗せたシンプルなデザインですが、これがなんとも玄関に映える。こちらはデザインユニットmuteのお二人がデザインし、「DUENDE」で商品化したものです。
スッとした佇まいは空間を邪魔せず、さらに引き立てる役割を担います。トレー部分には柔らかな樹脂を生成型で作り、スチール部にはめ込む仕様で、トレーに乗せるものをやわらかく受け止めます。
自分が多くの時間を過ごす場所を、美しい家具と過ごしたい
「DUENDE」のプロダクトはこれ以外にもスツールやライト、ティッシュケースやギフトアイテムなどを用意しています。そのひとつひとつにストーリーがあり、「ああ、こんなところまでこだわりが」と感じられるものばかりでした。優れたデザインの裏には、デザイナーさんやプロダクトにかかわる人々の努力があるのです。
おうちでの時間が増えた昨今、私自身もインドアの時間が非常に増えました。「DUENDE」 のような家具が、ひとつ部屋にあったら。そこはもうワンランク素敵な、自分の空間になってくれそうな気がするのです。
商品情報
ブランド名 DUENDE
販売元 株式会社マークスインターナショナル
公式サイト https://www.duende.jp/