私たちの身近にある、便利なおみせといえばそう、コンビニエンスストア。現在は各店舗がこだわりのコーヒーマシンを用意しており、淹れたてのコーヒーがいつでも楽しめます。
そこで気になるのが、「プラスチックごみ問題」。2020年7月1日からは、ビニール袋の有料化が小売店に義務付けられ、それに伴うように紙袋の活用や紙ストローの登場、繰り返し使えるマイストローが大きなニュースとして取り上げられてきました。
そこで、コンビニコーヒーのテイクアウトに必要不可欠な「フタ」も、繰り返し利用できるようにと考えられたのが、今回紹介するコンビニ「ローソン」のコーヒーカップのフタ「my-lid」。プラスチックごみを削減するのと同時に、コーヒーをより豊かに楽しめる工夫があるのだとか。さっそく見ていきましょう。
環境にやさしい、だけじゃない! コーヒーの香りをより楽しめるフタ
ついついコンビニを見かけると買ってしまう、コンビニコーヒー。その手軽さと、淹れたてコーヒーが楽しめるということもあって、コンビニエンスストアでは年間約10億杯ものコーヒーが販売されているんだそう。
そんな近年に高まってきている「プラスチックごみ削減需要」。コンビニコーヒーをテイクアウトする際に、こぼれやすぐに冷めてしまうのを防ぐ「プラスチック製のフタ」を削減できないかと開発されたのがこの「my-lid」でした。
注目したいのが、飲み口の反対側にあるこの半ドーム状の空間。フタをしたままでも、通気口から立ち上る香りをこの部分に閉じ込めておき、口を近づけたときに豊かな香りを楽しめるのです。「コンビニコーヒーは香りがわからないから、飲むときはフタをとっちゃうんだよね」、という方にも、ぜひ試してもらいたい部分です。
1種類のフタで、ローソンが提供する2サイズのコーヒーカップに対応。裏面に二重の固定用の溝が用意されており、その溝がパッキンの役割を果たし、持ち運びの際にも中のコーヒーをしっかり守ってくれます。
カラーリングはベージュ、ブラック、アクア、ピンク、ブラウンの5種類が用意されており、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
フタを持ち運ぶための専用ポーチも用意。コーヒーを飲むときにはカップを収納してスリーブ代わりにも。熱さから手を守るだけでなく、コーヒーも冷めにくくなります。また、専用ポーチも環境負荷の低いポリエチレン不織布のタイベックシート製。洗濯もできるので、常に清潔なポーチでフタを持ち歩けます。
自分のフタを持ち歩いて、毎日のコーヒータイムをちょっとステキにしませんか
「環境に配慮しよう」。それだけの考えなら、従来のプラスチック製フタの形をそのまま洗える素材にすればいいだけです。すでにあるものなのだから、設計もデザインも容易でしょう。
でも、「my-lid」をデザインしたデザインオフィス「nendo」は、それを許しませんでした。プラスチックのフタでは感じにくかった、コーヒーの香りを深く感じられるデザインを用意し、プラスチック製のフタを使い捨てする以上のメリットを「my-lid」に付加しているのです。
せっかく持ち歩くならば、従来よりもよいものを。毎日のコーヒータイムを、環境にやさしく、ちょっとおいしい時間に、「my-lid」で変えてみませんか。
なお、「my-lid」は12月22日から全国のローソン店頭に設置されている「Loppi」にて販売。売り切れ次第の販売終了となります。
商品情報
商品名 my-lid
販売元 ローソン