1月25日は『ホットケーキの日』。みんなが好きなスイーツでも、記念日は超マイナー？

子供から大人まで大好きなホットケーキ。3時のおやつにお母さんが焼いてくれていたという人も多いかと思います。

ホットケーキミックスだけで簡単に作れて、色々なトッピングができるのも嬉しいですよね。

そんなホットケーキですが、1月25日が「ホットケーキの日」って知ってましたか？

今回はホットーケーキの記念日や美味しく作るコツを紹介していきます。

どうしてこの日になったの？

1月25日の「ホットケーキの日」は、有名菓子メーカーの森永製菓が制定したものです。

1902年1月25日に、北海道旭川市でマイナス41度を記録。日本観測史上で最も低い気温となりました。そこで森永製菓は「寒い日こそホットケーキで温まってほしい」という願いを込めて、1月25日をホットケーキの日に制定。

しかしホットケーキは温かいですが、「寒い日にホットケーキ？」と疑問に感じてしまいますよね。

そんな疑問を解決すべく、森永製菓では2019年1月25日に旭川市内で実証実験をされました。寒い屋外でホットケーキを食べて、サーモグラフィーで体温を計測する実験です。結果的に体温は上がり、ホットケーキは寒い日に最適な食べ物ということが実証されました。

寒い日は熱々のホットケーキを食べて、体を温めるのもいいかもしれませんね。

ホットケーキの歴史や由来

ホットケーキ（パンケーキ）の歴史は、古代ギリシャまで遡るといわれています。当時は小麦粉と水を混ぜ合わせ、熱した石の上で焼いていたそうです。

そして16〜18世紀の文献にパンケーキが頻繁に登場するようになります。19世紀にはアメリカでパンケーキ粉が発売。メジャーな食べ物として浸透していきました。

日本に伝わったのは1887年、雑誌でパンケーキが紹介さたのがきっかけです。1923年には東京のデパートで「ハットケーキ」という名前で売り出され、世間からも知られるように。1931年になると「温かいケーキ」からもじって「ホットケーキ」と名付けられました。

ホットケーキとパンケーキの違い

ホットケーキに似た食べ物として有名なのがパンケーキ。ホットケーキよりもフワフワしているイメージですが、それ以外の違いは分かりませんよね。

実はパンケーキとホットケーキ、本来は同じ食べ物なんです。小麦粉・卵・牛乳・砂糖・ベーキングパウダーなどを混ぜ合わせフライパンで焼いたお菓子で、海外では区別されていません。パンケーキと呼ぶのが一般的で、ホットケーキは浸透していない場所が多いです。

しかし日本ではホットケーキとパンケーキは区別されています。森永製菓でもホットケーキは甘くて厚みがあるもの、パンケーキは砂糖不使用で食事に合わせるものと定義。私も野菜やハムを合わせて食べたい時は、砂糖を使用せずにパンケーキを焼くことがあります。好みに合わせてアレンジできるのもいいですね。