ストレスを軽減したり、リラックス効果が期待できるといわれるアロマ。あなたはどんな香りが好きですか?
巷にはアロマに関するグッズがあふれ、生活の中で取り入れる人も多いようです。
香りがもたらす効果について、皆それだけ関心が高いということなのでしょう。
香りを使ってのリラックスと言われると、部屋全体を香らせるお香やディフューザーなどが思い浮かびますが、今回ご紹介する「木聞器 - KiKiKi」はもっと手軽に、パーソナルな範囲での香りを生み出すのが特徴。
「木聞器」が珍しいのは、鉛筆削りの要領で木のスティックを削るところでしょうか。削った木の屑からは新鮮な木の香りが感じられ、まるで森にいるような気分を味わえるというもの。
そんな「香り」という木の個性を存分に楽しめるプロダクト「木聞器」をご紹介します。
削っているのは鉛筆!?新鮮な木の香りの秘密
「木聞器」は、木の香りを自分だけでそっと楽しめるプロダクト。鉛筆のような形の木のスティックを削り器で削れば、いつでも新鮮な香りが味わえる仕組みです。
このスティックは香筆という名前で、天然の木々から作られています。確かに、形も削る様子もまるで鉛筆。実にしっくり来るネーミングですね。
木の香りは削った直後が一番強く香り、そのピークを過ぎると薄れていくといわれます。
「木聞器」はいつでもどこにいても、削りたての木の一番いい香りを自分だけで楽しめるのが魅力。きっとリラックスやリフレッシュに役立つツールとなるでしょう。
お茶を聞くように…そっと香る「木聞器」の削り器
木の感触がやさしく、手にしっくりと馴染みながら香筆を削れる「木聞器」専用の削り器。
お茶を聞くように香りを楽しんでもらいたいという思いから、杯のような形に。香りをそっと嗅ぐ動作はとても優雅で、見ているだけでも癒されます。
素材は、高級家具材として使われるウォールナットとブラックチェリーの無垢材。職人の精密な技によって、ひとつひとつ丁寧に削り出して作られています。
天然の無垢材ならではの味わい深い変化も楽しみですね。
日本の森で育った個性ある香り、それぞれ違いを楽しんで
「木聞器」の香筆に使われている樹種をご紹介します。これらは日本の森で育った木々の中でも、特に個性ある香りを持つ樹種を広葉樹、針葉樹から選別したものです。
こうして見ると色や木目もそれぞれに個性があり、見た目だけでもかなりの違いがあることがわかると思います。視覚からの情報も「木聞器」の魅力のひとつ。
「木聞器」は五感を使って楽しむプロダクトなのです。
五感をフルに活動させて楽しむ「木聞器」の味わい
それでは、実際にどのように「木聞器」を使うのかをご説明します。でも説明というほどむずかしくはなく、本当に手軽に楽しめるものだとわかってもらえると思います。
気分や好みで選んだ香筆を、削り器に差し込んで削ります。
削り方は、子どもの頃の鉛筆削りを思い出せばとてもカンタン。
静かに香筆を回すと杯のような入れ物に削り屑がひろがりますが、その様子はまるで小さな花が咲いたよう。
このとき、削る音や手に伝わる木の硬さ、感触も静かに感じてみましょう。
削り屑ひとつとっても、それぞれの樹種の色味の違いや木目のあらわれ方など、見ていてけっして退屈しません。
削り屑がたまったら、削りたての木の香りを楽しみます。嗅覚に集中していると、それぞれの木の持つ香りの違いや、自然のままの木の香りがいかに強いかなど、きっと驚かされることがあるはずです。
このように、淡々と木の香りに集中する時間を取ることで、次第に心が落ち着いてくるのかも知れません。
さらに「木聞器」を通じての五感への刺激が、まるで森にいるかのような心地良さをもたらしてくれるでしょう。
形ある「もの」から、目には見えない「香り」という個性へ
これまで素材として木の持ち味は、家具や身の周りで使われる道具など、目に見える形ある「もの」として表現されるのがほとんどでした。
そんな木の個性や魅力を「もの」としてではなく、そのまま味わうことができないか──「木聞器」が作られたのは、そんな思いからでした。
お茶の味や香りを楽しんで「聞く」ように、木の香りを「聞く」器で「木聞器」。
木の持つ個性の中でも、形としては見えない「香り」という価値に目を向けたプロダクトとして「木聞器」は生まれました。
気分を切り替えたり、仕事に集中したいときなど──木が持つ豊かな個性の中に、静かに身を置く時間を取ってみてはいかがでしょう。
お茶を飲んで一服するように「木聞器」でリフレッシュするほんの少しの時間が、あなたを幸せにするのかも知れません。
商品情報
ブランド名 木聞器 – KiKiKi
販売元 HEREDIA KOMIYAMA
公式サイト https://www.kikiki-japan.com/
商品販売ページ https://kikiki-japan.stores.jp/