みなさん、こんにちは。半分台湾人のSeikyoです。
今回は台湾発の「スーパー楕円」という図形を用いた、コンクリート製のフラワーベースをご紹介したいと思います。早速みていきましょう!
コンクリート製の雑貨で有名な、台湾発のデザインブランド
台湾発のデザインブランド「22 Design Studio」は、コンクリートを使ったプロダクトを手がけていることで知られており、これまで腕時計や文房具・インテリアグッズから、指輪などの身につけるアクセサリーまで、生活に関わる幅広いコンクリートシリーズの商品ラインアップを世の中に送り出してきました。
素材の本質的な部分を探究し続け、生活空間に馴染むよう職人たちの手によって、「想定外のデザイン」を産み出し続けています。こんなものもコンクリートで作れるのかと、見て驚くような商品が数多く揃えられており、どれも洗練されていて、モダンな都会の生活空間に似合うようなシックなデザインであることから、多くの人気を博しています。
「スーパー楕円」のコンクリート製フラワーベース
今回「22 Design Studio」が目をつけたのが、お部屋の彩りを演出するフラワーベース。花瓶のほとんどがガラス製か陶器でできている中で、あえてコンクリートで作ることに挑戦したのです。色のバリエーションはコンクリート本来の色を保ったグレーと、春らしい落ち着いた赤系を取り揃えています。
スーパー楕円(Superellipse)とは、ちょうど楕円と長方形の間のようなカタチで、フランスの数学者であるガブリエル・ラメ(Gabriel Lamé)が研究を行い、その研究をもとにデンマークの数学者ピート・ハイン(Piet Hein)がデザインに応用したと言われています。テーブルなどの家具からスポーツの競技場まで、幅広くインダストリアルデザインやプロダクトデザインに応用されている図形で、最近ではスマホアプリのアイコンなど、身近なところでも見かけることができます。
この楕円でも長方形でもない優美な図形を用いて、かつ職人たちの繊細な手作業のもとで出来上がったフラワーベース。どんなお部屋にも似合う色合いと形で、都会のインテリア空間の一角をお花とセットで彩ってくれそうです。
日本の花道を思わす花器と、上品なお香立て
このシリーズはお花の種類によって、付属のアクリル板を使って花が立つように支えたり、生け花やフラワーアレンジメントで使われる花留めの「剣山」を使って、花を固定することも可能です。
日本の花道からインスピレーションを得たという平たいタイプの花器でも、大胆に茎を垂直に挿したり少し角度を入れて花を立てることで、複数の花の組み合わせからまるで絵画のようなシーンを、空間の片隅に創り出すことができます。
また、もう一つの目玉商品であるお香立ては器の美しさだけでなく、香りをお部屋中に広げてくれる必須アイテムとなっています。直径4ミリのお線香まで対応しており、好みのお線香を使って、心が安らぐリラックスしたひとときを過ごすのにぴったりでしょう。
おうち時間が長い今だからこそ、お部屋に備えておきたい一品ですね。
器を自由自在に変えて、おうち時間を愉しむ
コンクリートのシックで落ち着いた質感と、あえて丸みを持たせたフォルムを兼ね備え、決して華奢ではない外観が、例え一輪の花でもその美しさを最大限に引き立ててくれます。花や植物の種類や特性を活かして最適な器を選んで楽しみながら、なかなかグリーンが不足になりがちな都会の生活空間を、そっとフレッシュに一新させてみてはいかがでしょうか。
では、次回もお楽しみに!
商品情報
| 22 Design Studio
公式サイト https://www.22designstudio.com.tw/
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