木製品ならではの、温かみを感じるナチュラルで落ち着いた雰囲気って、老若男女問わず人気がありますよね。
おしゃれなカフェやレストランで使われていた木のカトラリーを見て、自宅でも使ってみようかな、なんて思ったことがある人も多いはず。
この記事では、よく見かけるものと一味違う木製カトラリー「枝の匙(えだのさじ)」についてご紹介します。
さっそくその魅力に迫ってみましょう!
自然が生み出す造形を活かしたデザイン
「枝の匙」は、木の新たな可能性を追求したことから生まれたスプーンです。
一般的な木製スプーンは、あらかじめ決められた形に合わせて木を成形して作られます。
しかし、「枝の匙」では、木の枝の形を最大限生かして作られているため、出来上がりの形が完全に同じものが1つとしてありません。
本来、自然が作り出した枝には、歪な形をしていたり葉が生えていた跡があったりというさまざまな表情があります。
欲しい形に整えるのではなく、ひとつひとつ異なる木の枝を、それぞれの個性が輝いて見える形に整えるというスタイルが「枝の匙」の魅力なのです。
廃棄される枝を救出!使い方にルールなし!
「枝の匙」に使われている木材は、家具や建材に使用できずに廃棄されていた木の枝です。
造形作家で家具デザイナーの貝山伊文紀さんは、木の枝を研究や限りある森林資源の使い方と向き合うなかで、これらの未活用だった木の枝に可能性を感じたのだそう。
価値がないとされていた物が、貝山さんの手によって新しい価値へと生まれ変わりました。
スプーン作りに重要なのは、割れを防ぐ為にも生木の状態からできるだけ早く加工すること。
米ぬかの乾燥オイルを3回以上繰り返し塗装したり、手に馴染みやすい工夫を凝らしたり、ひとつずつ手間暇かけて丁寧に作られています。
また、使い方は使い手におまかせするという発想もユニーク。使い道を絞らずに幅広く利用してもらうためのアイデアとも感じとれますね。
求めていた形と出会えるかも!?
「枝の匙」には、ティースプーンほどのSSサイズからダイナミックに使える3Lサイズまで豊富に揃っているので、様々な場面で使い分けることができますよね。
小さめサイズは、コーヒーや紅茶を飲む時のティースプーン、瓶のジャムを取るのにも活躍してくれそう。
長い取っ手や側面にフィットする形など、綺麗にジャムが取れるスプーンが見つかるかも!
また、スープを飲む時に横幅があって飲みにくいと感じていた人も、「枝の匙」だったら求めていた形と出会えるかもしれません。
大きいサイズなら、ご飯をすくうしゃもじや、汁っ気のある料理をよそうのにいいですよね。
キャンプやバーベキューなどのアウトドアでも重宝しそうです。
大切な人へのギフトにもおすすめ
「枝の匙」は、ひとつひとつに使われた木材が記されています。ロゴ入りの布に丁寧に包まれて届くので、大切な人へのギフトにもぴったり!
おすすめのコーヒーやスープと一緒にプレゼントしたら、喜ばれること間違いないですよね。
また、手づくりのお菓子や料理に添えて写真を撮ることで、おしゃれな空間を演出する小道具としても使えちゃうかも!?
不要だった木の枝から生まれた、個性的な見た目が魅力のカトラリー「枝の匙」。
自然の形を生かして丁寧に作られたスプーンは、アイデア次第でいろんな使い方ができるので、いくつも集めたくなりそうです。
カトラリーになる前の枝の姿を想像しながら使ってみるもの、楽しいかもしれませんね。
商品情報
商品名 枝の匙
販売元 SEMPRE(センプレ)
商品販売ページ https://www.sempre.jp/item/965980/