学生の頃、授業の内容よりもノートを綺麗に書く事に力を入れていた経験ってありませんか?
当時は書きやすいペンを探したり、新商品の筆記用具をチェックしたりしましたよね。
しかし、時代の変化とともに文字を書く機会がどんどん減っていき、パソコンや携帯電話でのやり取りが増えたことで、文具への興味が薄れてしまった人も多いはず。
そこで今回は、台湾発祥の文具ブランド「YSTUDIO(ワイスタジオ)」で作られた、ユニークで美しい万年筆をご紹介します。
銅や真鍮で作られた、思わず手に取りたくなるデザイン
金属の素材感が分かるように作られた六角形の万年筆は、一見工具のようにも見える目を惹くデザインが印象的。
初期のロゴマークが刻まれたペン先や、クラシカルな真鍮が艷やかに輝く姿はインテリアやコスメにも通じる美しさがあります。
シンプルながらも繊細なデザイン、ボディの厚さや重量感に加え、使いやすさにもこだわっているので使う人を選ばず幅広く利用できそう。
時間と共に色が変わりゆく金属の経年変化にも“趣(おもむき)”がありますね。
“手書き文字のあたたかさ”を伝えたい、デザイナーの思いで生まれたブランド
台湾の会社・物外設計の「YSTUDIO」シリーズは、デザイナーの楊格さんと廖宜賢さんが立ち上げた文具のブランドです。
銅や真鍮で作られた、ボールペンや万年筆などの個性的な文具を展開しています。
電子機器が発達して文字を手で書く機会が減りゆく昨今。
その状況に直面し、“手書き文字の持つ美しさや深みを表現するための文具が必要”だと思った彼らの気持ちがひとつとなって、文具に特化したブランドを創設したのだそう。
手書きが当たり前だった時代を生きたからこそ、“自分自身と向き合って言葉を紡ぐ時間”を尊重し、大切にしたいという思いが強くあるのだとか。
「YSTUDIO」では、文字を書くことと真摯に向き合い、素材へのこだわりを貫いた商品が作られています。それは、いつでも持ち歩きたくなるお気に入りの文具にするため。
文字の持つチカラや重みを感じながら文章を書くことで、その楽しさと大切さに気づけるでしょう。
私達の毎日に寄り添う商品を作るだけではなく、目に見えない価値も教えてくれているのですね。
大人の雰囲気を醸し出す、万年筆の魅力
万年筆は金属でできたペン先に水性のインクを含ませ、紙に塗布しながら文字を書く文具です。
日常的に使われるボールペンとは違って、改まった文章や格式の高い場で使われるイメージを持つ人も多いことから、自分用の万年筆を持っていない人も多いかもしれませんね。
しかし、誕生日のお手紙や、特別なお祝いのメッセージ、契約書や重要な文章にサインする時など、気持ちを込めて文章を書く時にさっと取り出せたら、かっこよくないですか?
使いこなすには少し練習が必要で、メンテナンスをしなければいけないからこそ、普段使いできたら大人としての魅力も上がりそう。
使ううちに、滑らかな書き心地や、筆圧で変わるインクの質感にハマってしまうのだとか。
なにかと安さや軽さが重要視される現代で、あえて高級で重厚感のあるアイテムを使うことで、人とかぶらないこだわりを楽しむことが出来そうです。
自分の感情と向き合う時間を
“書く”よりも“打つ”ことの方が多くなりつつありますが、誰が打っても同じ文字になるのってなんだか味気ないもの。
自分で文字を書くとなると、“間違えないように”とか、“綺麗な文字で書きたい”、といった緊張感を持って一文字ずつ丁寧に気持ちを込めますよね。
だからこそ、そこに温もりや人柄を感じるのではないでしょうか。
最後に自分の字で手紙を書いたのはいつですか?
「YSTUDIO」の万年筆で、文字を書くことの楽しさを感じながら、自分の感情と向き合ってみるのはいかがでしょうか。
商品情報
ブランド名 YSTUDIO
販売元 物外設計
商品販売ページ https://www.ystudiostyle.com/