ちょっとしたお出かけのときに便利なサコッシュ。
近場ならスマホと少しの荷物だけで出かけたいという人も多いですよね。
だからこそ、こだわりのサコッシュで周りと差をつけたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
今回ご紹介する「RAU-RAU-G HAITETSU(らうらうじ はいてつ)サコッシュ」は、本物の電車のつり革がついている、とってもユニークな「つり革サコッシュ」です。
このつり革に一体どんなストーリーがあるのか気になりませんか?
実際に走っていた電車のパーツを素材に!
「つり革サコッシュ」は、大阪を拠点に袋ものやバッグの縫製を担うサンワード株式会社が製造・販売している、引退した電車のつり革を活用したRAU-RAU-G HAITETSUシリーズのひとつ。
もともと同社では、大阪メトロの「廃車再生プロジェクト」の一環として、引退車両の部材を再利用したプロダクトに参加しています。
第4弾となる今回は、兵庫県の鉄道会社の中から神戸市交通局と神戸電鉄の引退車両に使われていたつり革と、貫通ほろと呼ばれる車両間をつなぐ通路を覆う蛇腹状の部分をバッグの素材として採用しています。
つまり「つり革サコッシュ」には、実際に長年線路を走っていた電車のパーツが使われているんです!
意外と実用的!?お子さんと一緒にも楽しめそう!
ちょっと変わったデザインにも思えますが、例えば小さなお子さんがいれば、一緒に歩く時につかまることもできます。
暑い夏に手をつなぐのを嫌がったり、大人の手が荷物や飲み物でふさがったりしている時も、「ここにつかまっていてね」と声掛けしやすく、お子さんも電車気分で楽しんでくれそうじゃないですか?
他にも、かさばる上に、濡れるとバッグにいれるのがためらわれるタオルも、引っ掛けたり結んだりしておくのに便利そう。
気付いていたら乾いていたなんてこともあるかもしれませんね。
スマホや定期など、すぐ取り出して使いたいものをいれるのに便利な背面ポケット付きで収納しやすいのもポイント。
肩ひもも70~136cmまで長さを調整できるので、大人から子供まで使えます。
つり革の形で引退車両が見分けられる!
三角型は神戸市交通局
三角型は歴史ある神戸市交通局の「西神・山手線1000形」の部材を再利用したもの。
「西神・山手線1000形」は、1977年の地下鉄開業当初より走り続けている、最も古株の車両です。
つり革の握る部分だけでなく、留め具もそのまま使っているんですよ。
丸型は神戸電鉄
丸型は、神戸電鉄の引退車両から再利用したつり革。
神戸電鉄全体の営業距離(69.6km)のうち、勾配区間は実に84.3%で連続勾配区間が随所に存在する過酷な状況にも対応した車両です。
ちなみに三角型はエメラルドグリーンとチェリーピンク、丸型はレッドとサファイアブルーの各2色、全4種類から選ぶことができます。
パーツを活かしたアップサイクルのカタチ
日本では、鉄道が走り続けていますが、時と共に老朽化が進んだ電車はやがて引退していきます。
長年人々の足となり、暮らしを支え、時には豊かにしてくれた電車。
電車とは違うカタチで再び私たちの暮らしに寄り添ってくれる道があるなら、それは資源の有効活用という意味でも大切にしたいですよね。
「つり革サコッシュ」のように、ただ再利用・再循環(リサイクル)するだけでなく、デザインや加工を加え、新たな商品に生まれ変わらせるアップサイクルは、SDGsが掲げる目標12「つくる責任 つかう責任」へのアプローチにも繋がっています。
カタチを変えながら、限られた資源を楽しく大事に活用していきたいですね。
商品情報
商品名 RAU-RAU-G HAITETSUサコッシュ (らうらうじ ハイテツ サコッシュ)
販売元 株式会社サンワード
公式サイト https://joybu-st.b-smile.jp/
商品販売ページ https://joybu-st.b-smile.jp/products/detail.php?product_id=296
※つり革サコッシュは9月以降販売する予定。