ここ数年、環境問題を意識した取り組みが注目されていますよね。
SDGsやサスティナブルといった言葉を耳にする機会も多いのではないでしょうか?
ビンや缶、ペットボトルのリサイクルは既に当たり前になりつつありますが、今回ご紹介するのは陶器のリサイクル。
使われなくなったり壊れたりした陶器を、捨てるのではなく陶土として再利用することで生まれたおしゃれな食器が揃うブランド「TRIP WARE(トリップウェア)」について早速ご紹介していきます!
陶器はリサイクルが難しい素材
「TRIP WARE」は、“不要になった陶器を含んだ陶土”で出来た食器です。
焼き物の原料である粘土は土から採れますが、一度焼かれると1000年経っても土に還らないということは知っていましたか?
だから、使われなくなった陶器の処分方法というと埋め立てしかありませんでした。
でも、埋め立て地は永遠にあるものではないし、陶器はいずれ壊れてしまうもの。
未来のためにそれらをどうやって循環させるべきかを考えた結果、生まれたのが“Re-食器”と呼ばれる、リサイクル土を原料とした器です。
使われなくなった焼き物を、焼き物の原料として再利用する。
新しいリサイクルの形として、徐々に広がりをみせています。
グリーンライフ21・プロジェクトが目指す陶器でつなぐ未来
陶磁食器のリサイクルは、「グリーンライフ21・プロジェクト(通称GL21)」の一環として、“貴重な陶土を大切にしつつも伝統品を未来へと繋いでいきたい”という思いのもとに集まった、各地の有志企業と行政のサポートによって始まりました。
「GL21」の活動テーマは、陶磁器や焼き物のエコロジー。
● 貴重な天然資源の粘土を節約
● 不燃ごみの埋め立て処分を減らし、ごみの量を削減
● 低温焼成可能なリサイクル食器で省エネルギー
など、環境保全に大きく影響している取り組みです。
気になるアイテム3選!
リサイクル陶器がどんな食器に生まれ変わっているのか、一部をご紹介していきますね!
TRIP WAREカップ90+フタ90
湯呑みやスープカップとしてはもちろん、副菜を入れて小鉢としても使えそう!
プリンや茶碗蒸しにもピッタリですね。
TRIP WARE浅ボウル130+フタ130
サラダや丼、汁物もOK。深さがあって使いやすいボウルタイプです。
フタもお皿として使えるので、高さのあるケーキなどの上にボウルを被せても保存できますよ。
食事の時間が違うご家庭や、多めに作って翌日のおかずやお弁当用に保存したい時にも大活躍しそうですよね。
TRIP WAREコーヒーカップ&ソーサー80+130
持ちやすく重ねやすいように、取手にこだわっているコーヒーカップ。
ソーサーは、取り皿や菓子皿にも利用しやすいサイズで、フタとしても利用可能です。
人にも環境にもやさしい“Re-食器”でSDGsに貢献
これまでリサイクルが難しいとされていた陶器を、新たな食器として生まれ変わらせた「TRIP WARE」のアイテムたち。
重ねて収納できるコーヒーカップや保存容器としても使えるフタ付きの器など、普段の暮らしの中で“こうだったらいいな”という想いも叶えてくれているところが食器としても魅力的です。
保存の際にラップを使わないのも、環境に優しいポイントですよね。
環境問題と向き合うためには、小さなことをこつこつと続けることが大切です。
まずは身近なところから、意識を変えてみることが第一歩なのかも。
機能性が高く、環境にも優しい「TRIP WARE」のリサイクル食器を使いながら、これからの環境について考えてみるのはいかがでしょうか?
商品情報
ブランド名 TRIP WARE
販売元 有限会社やまに
特設サイト https://tripware.net/
Instagram https://www.instagram.com/yamani.web/