これで玄関がびしょ濡れになる心配なし! 小さいけれど頼れる「一本傘立て」

ナンスカ編集部
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2020.09.16
一本傘立て

玄関に傘立てがないと、雨の日は玄関がびしょ濡れになってしまいますよね。しかし、玄関にスペースの余裕がある家でないと、傘立てを置くためのスペースはどうしても限られています。

この記事では、傘の置き方に関する悩みを解決する、シンプルだけどスタイリッシュな傘立てを紹介します。

「一本傘立て」とは?

一本傘立て

「一本傘立て」とは、道路用コンクリートなどを製造する柴田コンクリート株式会社が、「モノづくりを通して世の中を元気にする」をテーマにしているh concept(アッシュコンセプト)とコラボしてつくられた、コンクリートの傘立てです。

その特徴は、1本用ということ。一般的に私たちがイメージする傘立ては、複数本を差しておけるものではないでしょうか。「一本傘立て」は名前の通り、あなたの持つ1本の傘のための傘立てなのです。

どんな傘でも対応できるコンクリート製の傘立て

一本傘立て

「一本傘立て」は、細い傘も太い傘も、長傘も折りたたみ傘も立てられる穴があります。どんな傘であっても対応できるように、内部は外側から直径、5.3cm、2cm、1.2cm、1cmという4段階の穴構造になっています。濡れた時の置き場に困る折りたたみ傘も収納できるのがうれしいポイント。

縦横9センチとコンパクトで、自宅の玄関や職場でデスクの足元に置いても邪魔にならないサイズ。玄関が狭くても、一本傘立てならスペースを大きく取ることなく、玄関が水で濡れるという心配もありません。
コンパクトなサイズながら1.5キログラムと重量があり、傘を立ててもしっかり安定しています。

また、「一本傘立て」には、エコセメントを使用しています。ゴミを燃やした後に残る焼却灰や汚泥などの廃棄物を原料とした、環境にやさしい素材です。

コンクリートの良さを活かして可能性を広げる

「一本傘立て」を製造しているのは、東京の墨田区で70年以上の歴史があるコンクリート製品の専門メーカー、柴田コンクリート株式会社。主に道路用や下水用コンクリート製品の製造を行っています。新たなコンクリートグッズをつくるプロジェクトとして、デザインの監修を行ったのがh concept(アッシュコンセプト)です。

柴田コンクリート株式会社は、「コンクリートは大きな構造物で使うもの」という固定観念にとらわれず、コンクリートの特徴(重い・燃えない・腐らない・造形が自由)を活かして、今までにないコンクリートグッズをつくることをミッションとしています。

「一本傘立て」以外にも、コンクリートを活用した「典型 自転車止め」で2015年度グッドデザイン商を受賞しているのです。

一本用だから狭い玄関でも場所を取る心配がない

一本傘立て

一人暮らし向けの部屋だと、傘の置き場に困るという人は多いはず。立てかけておくと、床に水たまりができてしまう。かといって、普通の傘立てを玄関に置いておけるようなスペースがない……。
そういうシーンに一本傘立てはぴったりなのです。控えめなサイズ感で場所を取らず、シンプルなスタイルのおかげでどんな空間にも馴染みます。

一本傘立て

傘を立てた時の安定を確保しつつ、持って異動しやすい手頃な重さなので、水が溜まったらささっと捨てることができます。

また、折りたたみ傘を使っている場合、オフィスでは共有の傘立てに置くと普通サイズの傘に埋もれてしまったり、畳んで置いていても乾ききらなかったりしますよね。しかし、自分のデスクの下に「一本傘立て」があれば解決。周りを濡らしてしまう心配がないのがうれしい。

控えめだけどオシャレな傘立て

「一本傘立て」は常に使うようなプロダクトではありません。しかし、必要な時にきちんと機能を発揮してくれるプロダクトです。その程よい存在感と、いざという時の安心感は、コンクリート素材ならではですよね。

気分が落ち込みがちな雨の日に、ささやか快適をもたらす「一本傘立て」。微動だにせず、一本の傘をしっか支える佇まいは、まるでものを大事に扱う美しい所作を表現しているかのようです。

商品情報

商品名 一本傘立て
販売元 KONCENT
商品販売ページ https://koncent.jp/?pid=144845281

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"日常の「何それ?」を楽しむメディア"ナンスカの編集部です。

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