こんにちは、薬局に処方せんを預けて買い物をすると、薬を取り忘れて帰ってしまう、きゃおりです。
さて、能登半島に行ったことはありますか?
北陸の石川県にあり、地図上で日本海に”ぴょん”と飛び出している半島で、自然あふれる美しい風景や有名なパワースポット、さらに映画やドラマのロケ地なども多く、魅力がいっぱいです。
今回は、能登の名産品である塩を使った「能登のしおぜりー」をピックアップ。
生き物のモチーフが浮かぶかわいいゼリーとともに、能登の伝統的な「工芸品」もご紹介していきます。
手間がすごい!伝統的な製塩法の塩で作られた「能登のしおぜりー」
海に囲まれている能登半島は、海鮮や海産物が絶品なのは言うまでもなく、キレイな海水から作られる「塩」も有名です。
「能登のしおぜりー」に使われる塩は、”揚げ浜式製塩法”という、ちょっと聞き慣れない伝統技術で作られています。
”揚げ浜”の名にふさわしく、海水を浜に何度も汲みあげる手作業から始まり、”塩撒き”や”砂の乾燥”、その砂を入れる”垂舟”を木で作ったかと思うと、役目が終わるとすぐに解体。その後も”煮詰め”や”ろ過”と進みます。
特に大事なのは、16時間程行う”本焚き”で、この火加減で塩の味・風味・品質が決まるという工程。
さらに4日間寝かせて、不純物などの除去を行い、完成に近づきます。
かなり端折っていますが、とにかく多くの手間と時間をかけて作られています。
この塩の味わいは「塩辛さが少なく、豊かな海の旨みと甘みが口の中に広がる」とのことなので、「しおぜりー」への期待値が高まります!
”揚げ浜式製塩法”https://enden.jp/making_salt/
味はしょっぱいの!?かわいい生き物が浮かぶ「しおぜりー」
今回取り寄せた「しおぜりー」は3個入で、「ペンギン」「クラゲ」、おそらく「イルカ(もしくはシャチ?)」が、ゼリーにかわいく浮かんでいます。
9個入になると、さらに「カメ」「オットセイ」「タツノオトシゴ」などなど、すべて種類が違うというこだわり。
かわいくて食べるのがもったいないね~と、一瞬だけ躊躇するも・・・
すぐに、いただきます!
「しおぜりー」なので、しょっぱいのでは?という安易な推測ははずれ、ほんのり感じる塩味のおかげなのか、なんとも言えない旨味あり!
シンプルだけど程よい甘さで、かなり美味しいです。
こだわりの塩で作られているだけあって、今まで食べたことのないゼリーの味わいを感じました。
職人技が光る伝統の逸品!能登の魅力的な工芸品
能登の名産品の代表的なものに、イカの内臓を原料とした魚醤「いしり」があります。
他にも、肉質がきめ細やかく上品な脂が特徴の「能登牛(のとうし)」や、窓際に干されるオレンジの柿に風情を感じる「ころ柿」、「赤崎いちご」や「ブルーベリー」など多彩です。
さらに食品だけでなく、能登には伝統的な工芸品があります。
便利で物が溢れている現在だからこそ、手間や時間をかけた手づくりの良さを感じることができるのかもしれません。
職人さんや老舗店の想いやこだわりも、ぜひ感じてみてください!
輪島塗(わじまぬり)
100以上の工程で作られる!日本を代表する優美な漆器
職人さんをチェック!
http://www.notostyle.jp/index.php?id=494&listid=27
珠洲焼(すずやき)
使うほどに味わいが出る!灰黒色の落ち着いた美しさが特徴
職人さんをチェック!
http://www.notostyle.jp/index.php?id=476&listid=27
七尾和ろうそく
主原料は植物ロウ!環境にも身体にも優しい日本のあかり
老舗店をチェック!
https://www.takazawacandle.jp/
美味しい「しおぜりー」と貴重な工芸品に魅せられる能登半島
能登には、希少な塩を使った「しおぜりー」をはじめ、美味しい名産品や魅力的な工芸品がいっぱいです。
昔ながらの暮らしや伝統が残り、懐かしさも感じられる能登半島に、旅に出たくなりますね。
あ、、、オイッコどんの昼寝中にゼリー食べちゃって、ゴメンよ〜(まだあるよ!)