もはや日本人の国民食と言っても過言ではない、カレー！！

私も数週間に1回、いいえ、多いときは数日に1回は無性にカレーが食べたくなる日が巡ってきます。もしかしたら3日カレーが続いても余裕な人も多いのでは・・・(さすがに無理!?)

そんな、みんな大好きカレーですが、9月25日が「10円カレーの日」って知っていますか？ この「10円カレーの日」は、日比谷公園内にある日比谷松本楼と大きく関係しているそうなんです。

今回は「10円カレーの日」の由来や歴史、松本楼をはじめ美味しくて進化している「レトルトカレー」についてもご紹介していきます。

どうして9月25日が「10円カレーの日」ナンスカ？

9月25日が「10円カレーの日」とのことですが、単なる語呂合わせでは無いその由来は・・・

「10円カレーの日」とは、日比谷公園内にある老舗レストラン「日比谷松本楼」で、9月25日に10円以上の募金に協力した先着1,500名様にカレーをふるまうチャリティのことです。

10円カレーチャリティ
http://www.matsumotoro.co.jp/CURRYcharity/CURRYcharity2019.html

2019年で創業116周年を迎える松本楼の人気ビーフカレーが「10円～」食べられるということで、9月25日には毎年多くの人訪れ、午前11:00スタートの前から長蛇の列となることで知られています。

このチャリティ企画は、いつから始まったの？

「10円カレーの日」がチャリティイベントということは分かりましたが、その歴史が気になりますよね！

1903年に日比谷公園と同時にオープンした「日比谷松本楼」は、流行の建築様式がおしゃれな店として評判を呼び、当時は「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲む」ことが、「ハイカラ」好きの間で大流行したそうです。

つまり、ナウなヤングにヒットしたわけです！

しかし、1971年に沖縄返還学生デモによる放火で、松本楼は全焼してしまう事件が起こりました。昔のヤングはなんて過激な…と若干引きましたが、松本楼は全国のファンからの支援により、2年後の1973年9月25日に再オープンできたのです！

その感謝の記念行事として、9月25日の「10円カレーの日チャリティ」が始まりました。そして、2019年で第47回となるこのチャリティには、初回から昨年までで訪れた人は10万人を超え、寄付金の総額はナント…23,133,747円！

その全額がユニセフに寄付されているとのことで、知れば知るほど、歴史あるすばらしいイベントですね！ チャリティとは知らず、どこかで激安カレーが食べられると想像していた自分が恥ずかしくなりました…

「10円カレーの日」は日比谷の秋の風物詩！その賑わいは？

「10円カレーの日」は、夏の暑さがゆるんでくる9月25日なので、松本楼のビーフカレーを食べると秋を感じる人も多いみたいです。

10円カレーの日の声を集めてみました！

食べると秋を感じる松本楼のビーフカレー

行列が長い！ランチタイムを過ぎてディナータイムになっちゃいそう……

一度は味わいたい老舗のカレー！！

先着は間に合わないけど「日比谷松本楼のカレー」が食べたい！

9月25日が平日で仕事だったり、週末でも予定があったりして、先着に並ぶのは無理・・・

でも「松本楼のカレーが食べたい！」という人は、もちろん通常営業の時に行くのもありですが、もうひとつのおすすめは「松本楼レトルトカレー」です。

王道は「ハイカラシリーズ」の「ビーフカレー」でしょう！

さらに、素材にこだわった「厳選美食シリーズ」があり、シーフードカレーやキーマカレーなどが人気です。
http://matsumotoro.co.jp/gift/gift.html

ギフトセットもあるので、贈り物にも喜ばれること間違いなしです！

松本楼だけじゃない！？王道から青いレトルトカレーまでご紹介

ひと昔前のレトルトカレーは、「これレトルトっぽい～」と素人でも分かるレベルでしたが、今時のレトルトカレーの進化には驚きです！

美味しさ間違いない！王道のレトルトカレー

チェーン店がアツイ！！お店の味を楽しめるレトルトカレー

一度は食べたい！ いや、一度で十分!? 変わり種レトルトカレー

食べてみたいカレーは見つかりましたか？

ちなみに以前、ナンスカでは「ご当地レトルトカレーの日」についての記事も掲載しています。もっと詳しく見たい方はこちらからもチェックくださいね♪

3月2日は『ご当地レトルトカレーの日』！ 浅草・カレーランドでふるさとに思いを馳せてみよう！

私は食べ物のネタを書いていると、120％の確率でそれが食べたくなるので、今夜は間違いなくカレーになりそうです。

あぁ〜王道の松本楼のカレーを誰か贈り物でくれないかな〜(いつものつぶやき)。