アニメや映画、アトラクションなど、特に海賊モノで欠かせないアイテムと言えば、樽(たる)じゃないですか?偏見?私だけ?
樽いっぱいのお酒を、大勢で囲んでワイワイ飲み交わす光景は、お酒の美味しさも知らない子供にも印象的で憧れるシーンのひとつでした。
でも、いざ大人になってみると、樽からお酒を飲む機会はそうそうなく、ましてやお目にかかることもかなり稀。
それでも、見ているだけで木の香りがしそうな樽って、渋くてロマンがあって、憧れてしまうんですよね~!
そこで今回は、まだボトリングされていない樽のウイスキーを、世界中どこにいても小口から購入できるサービス「UniCask」をご紹介します。
今話題のNFTにも関連したサービスという点も要チェックですよ!
代替不可能?デジタルデータの資産価値?いま話題のNFTって何?
最近、ちょこちょこ耳にする“NFT”というワードですが、実はあまりよくわからないという人も多いのではないでしょうか?
簡単に説明すると、NFTとは、“代替不可能なトークン”という意味のNon-Fungible Tokenの頭文字を取った名称です。
そもそも、これまで資産価値があるとされてきた絵画や宝石は、目の前に現物が存在するため“替えが効かないもの”としての価値がありました。
一方、デジタルデータは、コピーや改ざんが簡単にできてしまうため、なかなか価値が付きにくいという現状が、長い間課題となっていました。
デジタルデータにNFTを取り入れることは、代替不可能、つまり替えが効かないという性質によってオリジナルデータとしての信頼性と希少性を与えて、固有の価値を証明することを可能にしているです!
これにより、これまで難しかった著作権の管理や作者の証明も可能になり、デジタルアートなどの作品の価値もしっかり保証できるようになりました。
さらに、転売されても作者に取引額の一部が還元されるという仕組みも構築されたことで、不安定になりがちなクリエイターの長期的な収入も見込まれます。
NFTは、デジタル化が進む社会で、ますます需要が高まり、この先もなくてはならないものの1つです。
ウイスキー樽を小口所有で楽しめる「UniCask(ユニカスク)」
「UniCask」は、ウイスキー樽を小口化したものにNFTを紐付けて発行しているサービスです。
樽に入った高価なウイスキーも、1口単位から所有することができるので、購入費用を格段に抑えることができます。
もちろん、複数の樽を小口ずつ所有することも可能なので、ウイスキー好きにはたまらないサービスですよね。
(参考例:1口あたり約1.9L ※樽によって1口あたりの量に差があります。)
購入すると保有できる“Cask NFT”を使って、ゲームに参加できるというシステムもユニーク。
ゲームに勝つことでレアな蒸留酒のサンプルを獲得できるなど、ボトリングを待つ間も嬉しい体験ができるので、保有すること自体を楽しめるようになっているんです。
さらに、今年2022年には「UniCask DAO」もスタート。
「UniCask DAO」のコミュニティーにおいて、「UniCask」が新しくボトリングを行う際に、参加者も商品仕様や販売におけるマーケティングに携わっていけるというものです。
これまで当たり前だった“生産者によって決められたデザインの製品を消費する”という
一方的なやり方ではなく、所有者や消費者がより主体的に製品づくりに関わっていくというお酒の楽しみ方に、新しい時代の訪れを感じませんか?
新しい取引のカタチとして
今後も、「UniCask」のようにNFTを紐づけしたサービスはどんどん増えていくことが予想されます。
これまで、資産というと“目に見えるもの”が当たり前でしたが、これからは“目に見えないもの”にも価値が与えられ、所有する時代。
「UniCask」のようなサービスが続々と登場している今は、買い物や所有することの価値観が大きく変わる転換期と言えるかもしれません。
今後もどんなサービスが展開されるのか、注目していきたいと思います!
サービス情報
サービス名 UniCask(ユニカスク)
販売元 株式会社UniCask
公式サイト https://unicask.jp/