1965年に、ランドセルづくりから始まった土屋鞄製造所。
創業時から受け継がれている確かな技術と豊富な知識を生かし、ひとつひとつ手作業で作られる鞄は、その品質の高さから世界中に多くのファンを持っています。
土屋鞄で鞄作りを担当しているのは、20代から70代という幅広い世代の職人たち。
そんな鞄作りのプロたちに、自由な発想で思い思いに鞄を作らせてみたら…?
職人たちの“遊びゴゴロ”が、本当に鞄になってしまいました!
今回は、職人の遊びゴゴロが、確かな技術で鞄に姿を変える“運ぶを楽しむ”シリーズをご紹介します。
“運ぶを楽しむ”シリーズ
“運ぶを楽しむ”鞄は、普段は真摯に鞄づくりをしている職人たちが、「“○○”を持ち運ぶ鞄」をテーマに、自分なりのとっておきの鞄を考えてみることで生まれたユニークな鞄です。
革を中心とした高品質の素材で作られる、ユーモアあふれる鞄たちは、私たちが漠然と持っている“鞄に入れて持ち運ぶもの、そうでないもの”というカテゴリーごとぶっ壊してくれる痛快さが魅力的。
鞄職人自身が鞄の概念をどんどんアップデートしていくような感覚に、見ている側もワクワクさせられちゃいます。
職人としての確かな技術や知識を生かしながらも、“遊び心”を存分に発揮したアイデアと実用的なデザインには、遊びを遊びで終わらせない、ものづくりのプライドが溢れていると思いませんか?
“スイカ”を運ぶための鞄
そんなユニークなシリーズの、記念すべき第一弾となった作品が「“スイカ”を運ぶための鞄」です。
スイカって、親戚や近所の方におすそ分けでいただく時も、スーパーの特売で1玉買う時も、大抵そのまま腕に抱えるか、ビニールひもを簡易的にかけた状態で運ぶというのが一般的なイメージですよね。
でも、うっかり落とすと割れてしまう、美味しい爆弾のような危うさもある果物。
“重くて大きいスイカを手軽に安心して持ち運べたなら…。”
そんな思いから、誕生したのが「“スイカ”を運ぶための鞄」なんです。
高級感あふれるレザーのバッグは、スイカをしっかりホールド。
太くて厚みのある取っ手は、指に食い込むこともなく、手指への負担も減らしてくれます。
パチンパチンとスナップボタンを留めることで、スイカの出し入れをラクにしながらも、丸みに沿うように包んでくれます。
動画では、普段なかなか見ることができない革鞄の製作風景も見ることができます。
職人の丁寧で手さばきのいい仕事にもうっとりしていまいますよ。
こんな鞄でスイカを運んだら、スイカもいっそう甘くなりそうです。
スイカだけじゃない!まさかアレも鞄で運んじゃうの…!?
雪だるまを運ぶ鞄
見た目はスタイリッシュなハンドバッグなのに、開けるとまさか雪だるまが登場するなんて…!
クールな外見とは裏腹のファンシーな中身には、子どもだけでなく大人まで目が釘付けになるに違いありませんね。
ワイングラスを運ぶ鞄
繊細なワイングラスも、丈夫な鞄が包んでくれるなら持ち運びも安心。
鞄をひねることで、中のグラスがグラつくことなくロックされるような仕組みもよく考えられています。
水切り石を運ぶ鞄
私が個人的にもっとも意表を突かれたのは、この「水切り石のための鞄」。
ポケット部分を単体で使用できるだけでなく、ベルトに好きな数を連結することもできるので、自分好みにアレンジできちゃうんです。
水切り石を、高品質の鞄で持ち運ぶ。大人の遊びゴゴロ、ここに極まれり。
さらに土屋鞄では、子どもたちの理想の鞄のアイデアを実現する「こんな鞄があったらいいな」シリーズも展開し、鞄の可能性をどんどん拡大中です。
いったい次は、どんな鞄が私たちを楽しませてくれるのか、楽しみですね!
商品情報
商品名 “スイカ”を運ぶための鞄(運ぶを楽しむシリーズ)
販売元 株式会社 土屋鞄製造所
公式サイト https://tsuchiya-kaban.jp/blogs/library/20200731
※現在、ワイングラスを運ぶ鞄のみ購入可能。