夜空に浮かぶ綺麗な月。
ウサギが住んでいるとか、かぐや姫が帰っていくとか、昔話にもあるように、日本人、いえ、地球人はやわらかく光る月に想いを馳せながら生きています。
「そんな月が、いまなら2,700円から!いかがですか!?」
「ちょっと何言ってんだろう、この人。」と怪しむ前に、ちょっと聞いてください。
そう、実は冗談ではなく大真面目に、月の土地が買えちゃうんです!
今回は、月の土地の売買をする、まさに月の不動産屋さん「ルナエンバシー社」をご紹介します!
そもそも月って誰のものなんだろう?
「月の土地販売」という、この嘘みたいな本当の話を実現しているのが、アメリカ人のデニス・ホープ氏が創設した「ルナエンバシー社」。
ある時デニスさんは、「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べることに。
現在、世界には宇宙条約というものがあり、それによると月を含める宇宙空間というのは、国家が所有することは禁じていますが、個人の所有についての制限がないということがわかりました。
「それなら個人所有のために不動産業を行うのはセーフだよね?」と考え、サンフランシスコの行政機関で所有権の手続きを行うと、なんと正式に受理されることに!
さらに、国連・アメリカ合衆国・旧ソ連向けに、月の権利宣言書を提出するも、これにもどの機関からも異議申し立てが無かったとか。
そんなこんなで正式に、もちろん合法的に、デニスさんは月の所有権を獲得し、“地球県外の不動産業”を「ルナエンバシー社」でスタートさせたというわけです。
本当にこんなに気軽に買えちゃうの?
「とはいえ、そんな気軽に買えないでしょう?」
そうですよね。私もそう思いました。
ところがどっこい。本当にどっこいですよ。
驚くべきことに、およそサッカーコート1面分くらいの1エーカーという土地が、2,700円(税込)から購入可能!
本社はアメリカですが、「ルナエンバシージャパン」という日本の代理店があるので、手続きも日本語で安心して行えます。
2,700円のセットでは、月の土地権利書・月の憲法・月の地図をまとめた3枚の書類がオリジナル封筒に入って届きます。
購入する土地の場所は自動で振り分けられますが、そもそもほとんどの人が月に行ったことも無ければ住んだこともない場所。
月の立地条件の良さなんて知りようがないので問題ないですよね。
他にも、飾るのにぴったりな専用のファイルセットやフレーム入りのセットなど、希望に合わせて購入することが出来ます。
ロマンチックな贈り物にも
さらに楽しいのがプレゼントにしちゃうこと!インパクトが絶大ですよね!
実際に購入された方のコメントに「娘の1才の誕生日記念として贈りたいと思いました。」とあるのを見て、娘もいないのに大興奮しました!
「月に自分の土地があるんだ」と知ったら、月を見上げるのが楽しくなりますよね。
悲しい夜や落ち込んだ夜も、上を向いて歩きたくなっちゃいます!いいな~!
成人した時に、「実は月にはあなたの土地があるんだよ」ってタイムカプセルのように渡すのも素敵!
ちなみに、先に土地を購入しておいて、後から必要な登録をすることが出来るギフトセットもあるので、ビンゴなどの景品にしても盛り上がると間違いなしですよ!
もっと宇宙のように寛大な心を
そして、私が考える「ルナエンバシー社」最大の魅力は、販売の姿勢です。
たとえば「自分の土地にNASAなどの探査船が勝手に着陸したらどうなるの?」という趣旨の質問に対して、「どうにもならないし、どうにかしようとも思わない。」という回答をしています。
もし購入した土地に誰かが勝手に家を建てれば話は変わりますが、大前提として、宇宙条約において“宇宙にある天体はすべて人類の財産であり、その探査は誰でも自由に行えること”が認められているそうです。
だから現在の法律では、探査である限り、たとえ誰かの購入した土地であっても立ち入りは自由。
そもそも、私たちが月という存在を知り、宇宙を知り、地球を知ることが出来るのは、宇宙飛行士を始めとした命がけで活動している人たちのおかげですよね。
だからこそ、「もしかしたらいつか行けるのかな?」なんて夢を見ることも出来るわけです。
そのため「ルナエンバシー社」は、宇宙探査に関して尊敬と感謝があることをしっかり主張しています。
実際にNASAがこれまで着陸した土地や今後着陸する予定のある土地は販売の対象に含んでいません。
こんなに気持ちのいい会社が管理してくれていることを嬉しく思いませんか?
月の土地購入は、夢とロマン、そして思いやりに溢れた、優しさあふれるお買い物でありたいですね。
商品情報
商品名 月の土地購入
販売元 ルナエンバシージャパン(日本代理店)
公式サイト https://www.lunarembassy.jp/