外国人も感動する日本の折り紙文化ですが、あなたは紙以外で折ったことってありますか?
今回ご紹介するのは、布のようにしなやかで紙のように張りがある金網を使い、折り紙のように折ることができるアイテム「おりあみ/ ORIAMI®」です。
馴染み深い折り紙作品も、金網で作られることで、紙とは異なる高級感が出て新鮮ですよね!
インテリアやアクセサリーにもアレンジできちゃう「金網」と「折り紙」の新しい楽しみ方を、一緒に見ていきましょう!
金網のプロが「金網」と「折り紙」を融合させる
「ORIAMI®」を開発したのは、石川金網株式会社。
1922年(大正11年)の創業から、90年以上も、金網の製造・販売を行ってきた歴史ある老舗メーカーです。
ある時、熟練職人がちょっとした遊び心で、金網で鶴を折ってみたことから誕生したのが「ORIAMI®」です。
金網の折り鶴はとても美しく、好評だったのですが、既存の金網は扱いが難しく、誰でも真似できるものではなかったため、誰でも折りやすい金網製の折り紙を制作することに。
大人から子供まで安心して折れる「ORIAMI®」は、たちまち評判になり、金網製品に新しい風を運ぶものになりました。
3種の金属の特徴
ステンレス / Stainless Steel
銀色の「ORIAMI®」はステンレス製。
ステンレスは、さびにくいのでキッチン用品にもよく使われている馴染み深い金属ですよね。
折りやすい軟らかさと、紙に近い少し硬めの折り心地の両方を持ち合わせているのが特徴です。
他の「ORIAMI®」と比べると少し折りくいですが、伸びにくく正確に折りやすい素材です。
また、非常に長持ちするのもステンレスの特徴です。
丹銅 / Gunmetal (Red Brass/a type of bronze)
金色の「ORIAMI®」に使われているのは丹銅です。
あまり聞き慣れない金属かもしれませんが、実はアクセサリーやボタン、トランペットなどの管楽器に用いられています。
合金という特徴を生かし、「ORIAMI®」では、比重・硬さ・弾力性を、折りやすい比率に調整して作られているので、初心者には1番扱い安いのだとか。
純銅 / Copper
茶色の「ORIAMI®」は、大変貴重な高純度の純銅製。
使用している純度99.9%の純銅は、抗菌効果があることからマスクなどにも活用されています。
純銅は、とにかく柔らかく伸びやすい性質があるので、ズレやすい一方で、修正もしやすく、細かい表現をするにはもってこいの金属。
また、時間が経っても形を変えやすいので、何度もアレンジを楽しめるのも純銅製のメリットと言えます。
ピンクとグリーンも
他にも、ステンレス製のピンクとグリーンの「ORIAMI®」も販売中。
色があると、ぐっと華やかさが増す上に、作品の幅も広がって、ますます楽しそうですよね。
金網ならではの美しい造形
亀
縁起のいいモチーフとして、日本人に愛され続けてきた亀。
折り紙だと可愛らしい印象ですが、「ORIAMI®」で折ると、高級感に溢れ、いかにも縁起が良さそう!
長寿の願いを込めて、おじいちゃんやおばあちゃんと亀を折って、そのまま飾りにしてもらうというのも素敵じゃないですか?
猫
こんなに立体的な猫が折れることを初めて知りました!か、可愛い…!
なんといっても、ゆるやかにクネッとしたシッポが「ORIAMI®」だからこそできる表現ですよね。
猫は大好きだけど飼えない人も、仕事中も愛猫のつもりでデスクに置くのもいいですね~。
バラ
「ORIAMI®」で作ったバラは、ダントツのゴージャス感ですね!
熱や水に強い金属の性質を生かして、ランプと組み合わせて金網の透け感を楽しむことも出来ます。
さらに、パーツを組み合わせて本格的なアクセサリーにすることもできるから、楽しみ方がどんどん広がっていきそう!
作って、触れて、楽しい
これまで決して「おしゃれ」とか「楽しい」アイテムではなかった金網も、折り紙に応用されることで、暮らしの中でもっと身近になりますよね。
金属をよく知っている老舗メーカーだからこその技術と経験が存分に生かされた「ORIAMI®」は、形を作る楽しみと共に、手で触れて折ったり曲げたりするなかで、「あ!同じ金属でもこんなに違う!」という感覚も楽しめるのではないでしょうか?
あなたは「ORIAMI®」で、何を作ってみたい?
商品情報
ブランド名 ORIAMI®
販売元 石川金網株式会社
公式サイト https://oriami.jp/