2020年11月26~29日の4日間、多様な昆虫食を一度に楽しむことができる「虫グルメフェスVol.0」が開催されました。
本腰を入れて食糧危機問題に取り組まなければならないとの強い思いのもと、ナンスカではいち早くバグズファームさんの虫ふん茶について記事とともにお届けしました。
だって、もうあと10年足らずの2030年には地球の全人口は90億人を突破し、深刻な食糧危機時代に突入するというのですから。10年なんてあっという間ですよね。
この食糧危機の救世主こそ、昆虫食なのです。昆虫食は見た目きもいとか、ゲテモノ喰いだとか、罰ゲームだとか、まだそんなイメージをお持ちですか?そろそろ、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも、見直してみませんか?
まだまだなかなか昆虫食のことがわからない方向けに、目からうろこのイベントがあったのです。それが虫グルメフェス実行委員会主催するの「虫グルメフェスVol.0」。
近年話題になりつつある昆虫食の魅力を正しく世の中に発信する活動の第一弾として開催されたこのイベント、ダイバーシティ東京の玄関にふさわしい、JR東京駅構内地下1階イベントスペース「スクエアゼロ」にて行われました。
新型コロナの影響で東京を訪れる国内外の旅行者の方が激減する中でありながら、4日間で約3,000人が来場し、好評を博したのです。
会場を訪れた人たちからは「昆虫食の話題、最近良く見るよね」「これが当たり前になる時代になるらしいよ」といったような声が。
これはもしかして、ブレイク間近ということ?ですよね。
昆虫食=ゲテモノというイメージを吹き飛ばすような、見た目も味もグルメな料理たち。言われなければ昆虫が使われているとは思えないものもありますが、昆虫と一目でわかるものでも、美味しさが伝わってきますよね。
会期中はYouTubeチャンネル「バグズキッチン」で昆虫食をおいしく食べる、個性的な眉毛が印象的なタレントの井上咲良さんも登場し、イベントを盛り上げてくれました。このほか、同イベントには昆虫食の伝道師的な方々が日替わりで登壇し、昆虫食のすばらしさや必要性などを訴えたのです。
主催の虫グルメフェス実行委員会は、継続開催は視野に入れていて、Vol.0での手ごたえをしっかり精査して次回以降の内容を検討している模様。続報はまたナンスカでお知らせしますね。
昆虫食、食わず嫌いは卒業して、そろそろ本腰入れて取り組みましょうか。