みなさん、コーヒーはお好きですか?
私は真夏でも、毎日ホットコーヒーを飲むくらい大好きです。
人によってコーヒーを飲む場所・時間は違うと思いますが、気分転換・リフレッシュできて気軽に飲めるのがコーヒーですよね。
しかし、世の中にはなかなか気軽に飲むことができない、コーヒーが存在します。今回は、そんな世界でも希少なコーヒー豆を4種ピックアップしてご紹介致します。
コピ・ルアク
世界一値段の高いコーヒーとして有名なコピ・ルアク。
映画『最高の人生の見つけ方』にて、ジャック・ニコルソンが愛飲していたコーヒーとしても話題になりましたね。
コピ・ルアクの1番の特徴は、その生産方法。なんと、コピ・ルアクはジャコウネコという動物の糞からできたコーヒ豆なのです。
原産地のインドネシアに生息するジャコウネコは、コーヒー豆の元になるコーヒーチェリーを餌として食べます。しかし、ジャコウネコはコーヒーチェリーの種(コーヒー豆にあたる部分)を消化できないため、排泄します。
それを、洗浄しコーヒー豆として加工したものがコピ・ルアクです。
肝心なお味はというと、ジャコウネコの腸の働きによって、コーヒー豆にコピ・ルアク独自の香りが加わるそう。
糞から連想すると、あまり良いイメージには繋がりませんが、どうなんでしょうか。まだ飲んだことのないそこのあなた、気になりますね〜!
ブラック・アイボリー
次は、タイのブラック・アイボリー社が作るコーヒー豆。
こちらは、なんと象の糞からできているんです。
連続で糞ですね(笑)。
気になる生産方法は、象におやつでバナナなどのフルーツを与える際に、コーヒーチェリーを混ぜます。種は消化せず、排泄されるので、洗浄して加工するそう。
象には負担はなさそうです。コピ・ルアクとの違いは、ジャコウネコは雑食、象は草食ということ。
ジャコウネコは植物以外のものを食べてコーヒーの味に影響を与える可能性がありますが、象にはそれがないようです。肝心のお味は、象の消化酵素が苦味成分を和らげ、胃の中で発酵することによって、まろやかな苦味でフルーティーな香りのコーヒー豆になるみたいです。
お値段はなんと、35gのコーヒー豆で100USD。だいたい、コーヒー3杯で、約1万円ということになります。
驚愕のお値段!!!
ブラック・アイボリー社のサイトで購入できます。
ゲイシャ
2014年にアメリカのスターバックスが、なんと1杯約2000円というお値段でコーヒーを売り出したことがニュースになりました。
それが、「ゲイシャ」です。ゲイシャと聞いて、「芸者」を連想する方も少なくないでしょう。私も、由来は「芸者」だと思っていました。。
しかし、それは全くの間違いで、エチオピアのゲシャ村で採取され始めたということに由来しているそうです。
値段が高額な理由は、ゲイシャの生産には、高度な栽培技術とコーヒー豆を栽培するには難しい環境が求められるから。
どんな味なんだろうと調べていると、ゲイシャに関して「コーヒーではなく、もはやフルーツ」とコメントされている方がいました。
もはや、フルーツ! 飲むと、コーヒーの概念が変わるかもしれませんね。
ブルーマウンテン
日本人好みの高級コーヒー豆、ブルーマウンテン。
ジャマイカ共和国のブルーマウンテン山脈の標高800〜1200メートルのごく一部の地域でしか生産されていないコーヒー豆です。
特に日本人の愛好家が多く、ジャマイカからの輸出のほとんどが、日本へ向けたもの。むしろ、日本以外ではそれほど認知されていません。
日本人に人気な理由は、苦味・甘み・酸味の絶妙なバランスと、芳醇な香り・コクにあると言われています。バランスが良いから人気。なんとなく分かる気がします(笑)。
以上が、世界でも希少なコーヒー豆に関するナンスカでした。
気になるものはありましたか?
普段飲んでいるコーヒーのことを考えると気軽に買えるものではないですよね。でも、自分へのご褒美や友人へのプレゼントにはピッタリだと思いますよ!
この機会にぜひ。私も試してみます!