ウインナーコーヒーと聞いて、どんなものを想像しますか? 私は真っ先に、コーヒーにウィンナーソーセージが浸かっている画を想像しました(笑)。
まあそんな訳はありせんよね!
ということで、今回はウインナーコーヒーについて調査しました。
ウインナーコーヒーってナンスカ?
調べてみたところ、ウインナーコーヒーとは、コーヒーの上に生クリームを乗せた飲み方のことを言うそうです。ソーセージが浸かったコーヒーではありませんでしたね(笑)。
名前の由来は、オーストリアのウィーン。
「ウィーン風のコーヒー」ということから、ウインナーコーヒーと呼ばれるようになったそうです。
ウィーンと言えば、音楽家のベートーヴェンやモーツアルトが活躍した土地としても有名ですよね。でもどうして、ウィーンだけ特別扱いなのでしょうか? どんなコーヒーか気になってきたところで、ウインナーコーヒーについての歴史をご紹介いたします。
本場ではアインシュペンナーと呼ばれている?
本場オーストリアでは、「アインシュペンナー」と呼ばれ、親しまれているようです。では、アインシュペンナーとは何を意味するのか?
この意味を調べると、ウインナーコーヒーの歴史が見えてきましたよ。
アインシュペンナーとは、馬が一頭で車を引く、一頭立ての馬車を意味します。
馬車が日常で利用されていた頃、馬を操縦する御者さんは、馬車に乗るお客さんを待っている間に、よくコーヒーを飲んでいました。でも、待っている時間が長いため、すぐにコーヒーが冷めてしまう。そんな時、蓋をするような意味も込めて、コーヒーの上に生クリームを乗せてみたそうです。そうすると、コーヒーの保温が効くではありませんか! また、馬車を操縦していても、こぼれにくくなり一石二鳥。
こうして、アインシュペンナーという飲み方が生まれたそうです。
実際にウインナーコーヒーを飲んでみよう!
というわけで、実際にウインナーコーヒーを飲んできました!
いろいろ調べると、昔ながらの喫茶店のメニューによくあるとの情報が。しかし、近所の喫茶店を2〜3店舗回って探したのですが、なかなか見つかりません(涙)。
最終的にウインナーコーヒーを見つけたのは、皆さんご存知の「コメダ珈琲店」でした(2019年5月時点での情報です)。
早速、注文します!
そして、来たものがこちら。
生クリームの量がすごい!
飲んでみた感想ですが、コーヒーというよりは生クリームが主役の飲み物だと思いました。
クリームの甘みとコーヒーの苦味が絶妙にマッチしており、スイーツに近いかも? 上のクリームから食べていき、残ったコーヒーを飲んだのですが、驚くことにコーヒーは温かいままでした。少しだけ、保温効果も感じましたよ。
仕事でほっと一息ついた時、コーヒーを飲みながら甘い物を食べたいなと思う時ありませんか?
私は、思います!!(笑)
そんな時に、ぴったりなのがウインナーコーヒーなのではないでしょうか?
甘い物大好き甘党さんも、コーヒーはブラックでしょっという苦党さんも、ぜひ一度、はるか遠くオーストリアはウィーンに思いを馳せながら、ウインナーコーヒーを味わってみることをオススメします。