寒くなると、女性はとくにスカートを履く時などタイツが手放せなくなります。黒色一色ではなく、カラーやさまざまな柄もののタイツでおしゃれを楽しむのも秋冬ならではのことかもしれません。
多くの人に馴染みのあるタイツですが、「タイツの日」があることを知っている人は少ないのではないでしょうか。今回は11月2日のタイツの日について、そのきっかけとなった出来事やタイツのアレンジスタイルをお伝えします。
どうして11月2日がタイツの日?
11月2日がタイツの日である理由は、タイツの形状を思い浮かべればわかりやすいかもしれません。タイツは、まず片足ずつ編み、そのあとで1つに縫製して作る方法が一般的です。片足1本ずつのものを2つに合わせてタイツを作ることから、この日がタイツの日として制定されました。
大阪にある株式会社エムアンドエムソックスという会社が、タイツの普及に取り組みために記念日に申請したもので、2009年に日本記念日協会によって認定されています。
11月は暑さもなくなり、かといって厚着をするほどの寒さでもないため、もっともおしゃれをしやすい時期だといわれています。そんな季節感も相まってタイツでおしゃれを取り入れてもらおうと申請したようです。
靴下の生産量日本1は、国内シェア約4割の奈良県!
タイツといえば、靴下のジャンルに分類されるものです。タイツのみで履く人もいれば、タイツの上から靴下を重ね履きする人もいるかもしれません。
靴下の生産量が最も多いのは奈良県です。1年間で作られる靴下はおよそ2億8500万足だそうですが、そのうちの4割を奈良県が生産しているとのこと!
2017年時点の調べによると、ストッキングなどを含めると国内シェア約35%、ソックスに限ると約63%という過半数が奈良県産なんだそうです。
奈良の靴下組合では1つ1つを丁寧に作っている分、値段は1000〜2000円と平均的な価格よりは高めですが、その分足にフィットしやすく、また長持ちするためリピート率も高くて人気なようです。
タイツ着用の歴史を振り返ろう
そもそも靴下が生まれたのは、4〜5世紀ごろのエジプトだといわれています。当時の靴下は厚手の毛糸で編まれたもので、現在のように機械を取り入れるようになったのは16世紀のイギリスです。
日本では、足用の布製の履物が5世紀ごろに中国から伝わっています。これが足袋の原型と考えられています。
タイツは英語で「ショース」、「ホーズ」といい、長い靴下という意味です。中世ヨーロッパ時代に男性用として広く着用されていたものがタイツの起源なのではないかと考えられています。
おしゃれなタイツを履きこなしたい!
秋はタイツでおしゃれを楽しむ季節!カラータイツや柄タイツをコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか?
SNSでみつけたおしゃれコーデをお伝えしちゃいます♪
定番カラーながら、全体のトーンを統一して高級感のあるおしゃれ!
秋冬コーデはグレーのタイツが活躍しそう♪ pic.twitter.com/5ZhGzJm33U
— 可愛い♡おしゃれコーデ (@osya_mote_code) October 18, 2019
自分だけのファッションを楽しめるタイツ。柄物は好みが分かれるかもしれませんが、この秋に挑戦してみるのも良いかも?
色んな柄のタイツたち pic.twitter.com/Fopj18CVv1
— 海外おしゃれpics♡ (@kaigai_picss) October 12, 2019
おしゃれアイテムとしてタイツを使いたい!
冬の寒さ対策としてタイツを着用される方は多いと思いますが、11月2日の「タイツの日」を知ったことで、よりおしゃれアイテムとして自分なりにカラータイツや柄もののタイツにチャレンジしてみたいなと思います!
寒さ対策も兼ねつつ、今年はおしゃれなタイツを着用したファッションに目覚めたいです。