筆者は都内で自家用車を所有しているのですが、最近のおうち時間の増加により、プライベートでドライブに行ったりすることはめっきり少なくなってしまいました。コンビニへのちょっとした買い物や、近所のカフェ・ランチのお誘いには車を出すことが多いのですが、「歩いて行くにはちょっと遠いんだけど、実は車を出すほどではない」や、「行先で駐車場を探すのが面倒」といった悩みが常に付きまといます。
ならば自転車で……と、時々自転車をこいでみるのですが、引きこもりで体力が落ちた私の脚に自転車はなかなかツラくて……(鍛えなければいけないのは承知の上)。
そんな時に出会ったのが、現在クラウドファンディング中のプロジェクトglafit「X-SCOOTER LOM」です。今回は、魅力たっぷりで、見たらきっとあなたも欲しくなる、ステキなモビリティをご紹介します。
充電式で公道も走れちゃう! 「立って乗る」新感覚モビリティ
「X-SCOOTER LOM」(以下「LOM」)は、2輪式のクロススクーター。サドルはなく、両側に備えられたステップに、またがった状態で立ち乗りをする新しいモビリティです。2輪式でありながら、両足を並行にそろえた体勢で乗れるため、バランスがとりやすく、低速運転が可能。徒歩の人と同じ速度で走行したりと、さまざまなシーンに対応してくれます。
「LOM」のエネルギーはとりはずし充電バッテリー式。一般的な電動キックボードは本体にバッテリーが内蔵されているため、本体ごと屋内に持ち込むか、屋外のコンセントから充電する必要がありましたが、「LOM」ならバッテリーだけを屋内に持ち込み、充電することができます。
一回の充電で約40km※の走行ができ、ちょっとした街乗りだけであれば、毎日充電する必要もありません。速度は25km/h以上、25km/h、10km/h(※テスト環境での最大値)からセレクトできるので、急ぎの通勤・通学は速く、風景を楽しみたいときは遅くといった、シーンに合わせて選べるのもうれしいですね。
バッテリーに搭載されたBMSは学習機能つき。走行を重ねるとその航続距離や電池残量をスマートフォンアプリで表示してくれます。「今日は少し長い距離を走ったけれど、電池残量は大丈夫かな?」といった不安点を、しっかり払拭してくれます。
さらにうれしいのが、「LOM」は折りたたんで片手で持てる大きさになるということ。車・バイク持ちの悩みの種である「駐車場・駐輪場問題」はこれで解決。折りたたんで輪行袋にいれれば電車にも持ち込めるんです。家から駅までの道のりを「LOM」で移動、そのまま一緒に電車にのって、駅から学校・会社までをまた「LOM」で、といった使い方もできてしまいます。別売りの取っ手をつければ、後輪を転がし、引いて運べるので重さによる疲れもなさそうです。
「LOM」は日本国内にて第一種原動機付自転車(原付)扱いとなり、免許証の所持やナンバーの取得、自賠責加入、車道走行が義務づけられています。glafitでは、必要な書類をまとめたスタートアップキットを用意。手続きが簡単に進められるので、安心して「LOM」のある暮らしを始められます。
「LOM」すべてが「メイドイン和歌山」! glafitだからできる未来の乗り物づくり
「LOM」を企画・製造販売するglafitは、和歌山県和歌山市に所在する会社。「LOM」の製造過程では、デザインからフレーム設計、組み立ても和歌山市内で行う、「メイドイン和歌山」を実現しています。
そんなglafitが注目を集めるようになったのは、2017年に同じくクラウドファンディングサイトにて大きな反響があった「ハイブリッドバイクGFR-01」がきっかけ。応援購入総額は1億2800万円を超え、当時の該当クラウドファンディングサイト内日本最高記録を達成しました。
公共交通機関が避けられるようになってしまった昨今、移動手段として新しい発見を生み出し続ける、人々の移動という日常をアップデートする。そんな確固たる自信と確信をもって生み出されたのがglafitのモビリティでした。
クラウドファンディングは8月25日まで! 気になった方は、クラウドファンディングサイトものぞいてみてくださいね。私自身も、とてもほしいと思ってしまった一品。もしかしたら来年は「LOM」に乗って都内を颯爽と走っているかもしれません。
商品情報
商品名 X-SCOOTER LOM
販売元 株式会社glafit
クラウドファンディングサイト https://www.makuake.com/project/glafit-lom/