コンビーフ缶といえば、その美味しさだけでなく、なんといっても生産終了が話題となった「巻き取り式」の開け方で有名な枕缶が魅力ですよね。
付属の棒を使って、クルクルと缶を巻き取る方法には根強いファンも多く、生産終了が発表されると、最後のクルクルをしようとコンビーフ缶を購入する人が急増しました。
現在はより便利で長期保存も可能なパッケージにリニューアルされましたが、今回は70年もの歴史があった枕缶を懐かしむみなさまへ、「缶詰ポーチ コンビーフ」をご紹介します。
コンビーフ缶がポーチになりました
見てください、この再現度!奥にある本物のコンビーフ感と本当にそっくりだと思いませんか?
こちらは、(株)ジオが販売している缶詰ポーチシリーズの「コンビーフ」です。
有名商品に似せた「なんちゃってアイテム」は世の中にたくさんありますが、このポーチは「なんちゃって」を超えた、かなりの本気が感じられますよね。
それもそのはず。
「コンビーフポーチ」は、なんとコンビーフの老舗メーカー「ノザキのコンビーフ」公認のアイテムなんです!
公認だからこそ、デザインもロゴもここまで忠実に再現できたんですね。
今は無き「あの開け方」を再現!
ノザキのコンビーフ公式画像
今年の1月、「コンビーフの枕缶の製造終了」という驚くべきニュースが飛び込んできました。
パッケージのリニューアルなんてよくあることだし、何をそんなに…と思うかもしれませんが、専用の棒を使ってクルクル開けるコンビーフの枕缶は、缶詰界のなかでも代わりの効かない不動のポジションにあったんです。
とはいえ、缶詰のなかでも高価格帯にあって、日常的に食べるかと言われると正直そうでもない…というのもまたコンビーフの絶妙な立ち位置だと思うのですが、それにもかかわらず、多くの人が枕缶の生産終了を惜しみました。
たぶん、枕缶にはコンビーフだけでなく、開ける時のワクワクがぎっしり詰まっていたんですよね。
私も子どもの頃、開けたくて開けたくて仕方なかったなあ。
そして、そんなワクワクを詰め込んだのが、この「コンビーフポーチ」です。
ポーチについているフックをファスナーに引っ掛けて開閉することができるという、遊びゴゴロ満載のつくり。
クルクルはできなくても、あの缶の巻き取り部分と同じ位置にファスナーがついているので、普通に手で開けることができるのに、わざわざ棒を引っ掛けたくなってしまいます。
こういう「わざわざ」を楽しめるって、ちょっと嬉しかったりしませんか?
細かいものをいれるのにちょうどいいサイズ
手のひらにのる大きさのポーチは、カバンにそのまま入れるにはためらわれる細々したものにちょうどいいサイズです。
飴や、小銭、メモリーカードやアクセサリーなど、何をしまうかはあなた次第。
充電ケーブルや、ケースのないマイバッグを入れておくのもいいかもしれませんね!
このように鞄にぶら下げることもできるので、小物を探すのにカバンを隅々までガサゴソしなくていいのもかなり嬉しいポイント。
枕缶をしっかり再現しながらも、ポーチとしての使いやすさもしっかり考えられているので、普段使いとしてもちゃんと頼れるアイテムですね。
オモシロというよりオシャレアイテム
それにしてもコンビーフ缶の色味って、もっと主張が強くてポップだと思っていたけど、改めて見ると意外にシックだったんですね。
マットな白に深みのあるグリーン、どこかヴィンテージアイテムを彷彿とさせる渋みさえ感じる配色は、枕缶に親しみのある世代だけでなく、開けたこともない若い世代にも受け入れられやすいデザイン。
「コンビーフポーチ」は、パロディとしてのオモシロアイテムではなく、遊びゴゴロのあるオシャレアイテムといえるかもしれません。
商品情報
商品名 缶詰ポーチ コンビーフ
販売元 株式会社ジオ
公式サイト https://cbeef-pouch.geodesign-products.com/