現代人って、忙しい。
パソコンやノートに向かいながら参考書、料理しながらレシピ本、モノづくりをしながら手順本…
本を読みながら作業したいシーンは、生活の中にたくさんありますよね。
行儀は悪いと知りつつも、ごはんやお菓子を食べながらでも読みたいほど夢中になれる本に出会うことも。
そんな時に便利なのが、読みたいページを両手の代わりに抑えてくれるアイテム、通称ブックオープナー。
今回はそんなブックオープナーの中でも断トツでおすすめしたい「BOOK on BOOK」を紹介します。
便利なはずのブックオープナーに不便を感じたことない?
「ながら読書」に便利なブックオープナーは、すでに様々な種類が発売されています。
私もこれまでにいくつも試してきましたが、どうしても3つの問題をすべてクリアしてくれるものに出会えずにいました。
本の大きさや厚みを選ぶ(文庫本から雑誌まで対応できるものは少ない)
コンパクトに仕舞えるといちいち出すのが面倒になる(面倒くさがり)
インテリアのように置いておくには無機質でダサいものが多い(わがまま)
つまり、「どんな本にも使えて、すぐ取れる場所に置いてあってもオシャレなもの」が欲しいんです!!!
【BOOK on BOOK】には、何よりトキメキがある。
私のそんな欲張りな願いを叶えてくれるアイテムが、「BOOK on BOOK」でした。
まず、この見た目が美しいですよね。
実は、5㎜の厚いアクリルで作られたこの「透明な本」は、私に『シンデレラ』のガラスの靴を彷彿させました。
子どもの頃、物語に出てきた未知のアイテムに「ガラスで靴が作れるの?」「歩いても割れないかな?」「大人になったら買えるかな?」って真剣に考えていた頃のトキメキ。
「透明な本」は、そんな想像力をかき立てる物語そのもののようなアイテムでした。
本の上に置くだけ。シンプルだけど、商品化までは7年かかった。
使い方はいたってシンプル。開いておきたい本のページの上に乗せるだけ。
高いデザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムを多く扱うプロダクトチーム「TENT」が販売している「BOOK on BOOK」ですが、シンプルな作りとは裏腹に、デザイナーが試作してから商品化まで、実に7年もかかっています。
3Dプリンターやガラスで試作してみるものの、なかなかうまくいかず、半ば諦めかけていたところ、静岡のアクリル加工メーカーによって実現。
職人によってひとつひとつ手作業で加工されている非常に透明度の高いアクリルなので、本に置いたまま読むことができます。
一般的なブックオープナーだと、文字や絵に被って見えなくなることがありますが、これならどんなサイズやレイアウトの本でも大丈夫ですね。
本を読む時はもちろん、使わない時も飾っておきたい
「BOOK on BOOK」は、読書のお助けアイテムとしてだけでなく、インテリアとしても優秀。
雑誌や写真集、挿絵など、本の中で気に入ったページを固定したまま飾ることも出来ます。
また、紙の上に重ねることでまるでラミネート加工したかのような雰囲気が生まれることも。
それまで物語の補助的な役割だった挿絵が、一気にアート作品のように鑑賞できるから不思議。
ストーリーとは別の視点から、本を楽しむことができます。
もちろん、ただ置いていてもサマになるのもいいですよね。
机に置いていても最高にオシャレで、使いたい時はパッと取って、さっと本に置くだけ。
そうそう、こういうのが欲しかったんです。
デジタル時代、だからこそ本のページをめくりたい。
世の中あらゆるものがデータ化し、いまでは多くの本が電子書籍化され、スマホやタブレットで読むことができる時代。
でも、ページをめくりたい欲は失われず、気に入った本は、やっぱり紙でできたものを買ってしまいます。
たとえ内容は同じでも、電子書籍と紙の本って、電子メールと直筆の手紙くらいの違いがある気がするんですよね。
きっと、欲しいのは、本という作品なんだろうな。
でも、デジタル化は進んでいくし、そう遠くない未来で「本をめくって読む」ということはマニアックな行為になっているかもしれません。
だったらなおさら、釣り好きがルアーにこだわるように、料理好きが器にこだわるように、本好きも、本のためのツールにこだわっていいと思うんですよね。
本好きが本を楽しむために、使いやすくて心地よいツール。
そのひとつが「BOOK on BOOK」なのかなって、思います。
商品情報
商品名 BOOK on BOOK
販売元 TENT
公式サイト https://tent1000.com/bookonbook.html
商品販売ページ https://tent1000.com/index.html