暑くなってくると、むしょうにアレが食べたくなってくる人は多いはずです。
丸くて…大きくて…緑と黒のストライプの…アレ…
はい、スイカです!!
夏には、みずみずしいスイカが食べたくなるものですが、そのスイカの記念日が「7月27日」って知っていますか?
今回は、夏の風物詩「スイカの記念日」の由来や、誰もが口ずさんだことがある「スイカの名産地~♪」が実際どこなのか、さらに全国のおすすめスイカもご紹介します。
『7月27日はスイカの日』の由来とは?
スイカの日の由来は……
スイカの特徴である縞模様が綱(つな)に見えることから、「7(な)、2(つ)、7(な)→夏の綱(なつのつな)」という語呂合せで、7月27日が『スイカの記念日』となりました。
ちょっと強引かと思いつつ、7月27日はまさにスイカのシーズンなので、日程的にはぴったりですね。
「スイカの名産地〜♪」って日本のドコスカ?生産量ランキング
スイカについて調べながらも「ふんふんふんふん、ふんふんふ~ん♪すいかの名産地~♪」と口ずさんでいる私ですが、実はこの歌は元々アメリカの民謡だったそうです。
そんな世界も大好きなスイカですが、日本で一番作られている「スイカの名産地~♪」は、どこの都道府県なのでしょうか?
私の独断と偏見では、暑い地方かな~と予想していましたが……
スイカの生産量ランキング(2018年実績)
1位『熊本県』
2位『千葉県』
3位『山形県』
熊本県は、江戸時代からスイカの栽培が行われていた、昔ながらの名産地のようです。
ランキング上位を見ると、九州、関東、東北…と、特に地方に偏りがあるわけではないのが不思議ですね。
「スイカの名産地~♪」は分かりましたが、一番スイカが好きな都道府県はどこなのか?
好きな所は多く消費しているはずなので、消費量で見てみると……
スイカの消費量ランキング(2017年実績)
1位『新潟県』
2位『熊本県』
3位『福井県』
熊本県は、作るのも食べるのも上位なので、スイカ好きな県民で間違いないでしょう。(個人的見解です)
新潟県は、栽培は上位じゃないのに消費量が多いので、よっぽどのスイカ好きが集まっているのでしょう。(個人的見解です)
知っておくと得する話『美味しいスイカの見分け方!』
「スイカの名産地~♪」でなくても、美味しいスイカは食べたいものです。
ここでは、美味しいスイカの見分け方をご紹介しますので、この夏のスイカを選ぶ参考にしてみてください!
1.スイカの縞模様で見分ける
スイカは、シマ模様の黒い部分が色濃く、緑との境目がはっきりしていると甘いと言われています。
とくに、黒い所が盛り上がっているように見えるものは、新鮮な証拠なので、しっかりチェックしてみてください。
甘いスイカの糖度の目安は、12度程度です。
2.スイカのツルで見分ける
スイカは、完熟になるとツルの付け根よりも、周りが盛がってきます。
つまり、ツルの付け根がくぼんでいて、その周りが盛り上がっているものを選ぶのがポイントです。
3.スイカのヘソで見分ける
スイカはヘソが大きいほど、食べ頃とされています。
すぐに食べない場合、ヘソが小さいものを選ぶと、1週間ほどは日持ちすると言われています。
昔は、「スイカは叩いて見分ける」なんてこともあったようですが、以前は中身が空洞になっているような不良品があり、それを確かめるために叩いていたようです。ただ、最近は栽培の技術もあがり、空洞になっているもの自体がほぼないので、叩くというのはあまり効果的ではないかもしれません。
食べてみたい! 全国のおすすめスイカ
そろそろ本気でスイカが食べたくなってきたと思いますので、全国でおすすめのスイカをご紹介します。
種無しで糖度抜群! 山形県尾花沢市『ブラックジャック』
スイカは赤って誰が決めたの? 福岡県福津市『クリームスイカ』
形もビッグで値段もビッグ! 北海道月形町『ゴジラのたまご』
おまけ…
見た目はスイカ・・・その実体は・・・『スイカパン』
気になるスイカは見つかりましたが?
では、最後もこの歌で…
「ふんふんふんふん、ふんふんふ~ん♪すいかの名産地~♪」
って、実は歌詞をよく知りません…